2015年08月03日
G650GS Sertao
こんばんは。
夜型人間えがすらです。
だいたい深夜まで起きてます。朝が来るとげんなりします。

とまあ、いきなり画像をポンと出すわけですが、うちのバイクです。
元々、このブログ。
無縁単車墓地群様やBGで連載中のマニアックバイクコレクションみたいなことを書き連ねたいと思って始めたので
バイク紹介をメインにやろうとおもっています。
そんなわけで、第一回は現在のメインマシン
G650GS Sertaoです。
「BMWのバイク」と聞いて何を思い浮かべるか。
人によっては「BMWがバイク作ってたの!?」という人も居ます。
バイクに詳しい人であれば、「水平対抗二気筒エンジンでシャフトドライブなアレな!」
みたいな回答をするかと思いますが・・・
うちのバイクには当てはまらねえ!
というわけで、最初の画像に戻るわけです。
ぱっと見、オフロードバイク?という見た目ですが、中身はオフロードも走れるツーリングバイク。
といったところでしょうか。
元々、このバイクは
F650GS Dakar
というバイクが元になっています。

↑F650GS Dakarです。
ね?似てるでしょう。
F650GSは2000年に発売されました。
ロータックス社の水冷単気筒エンジンをベースに、エンジンのヘッド部分のみBMWが手を加えています。
軽くて扱いやすく、耐久性が高くて、そこそこ早い。おまけに燃費も良好で荷物も載る。
ということで、そこそこ売れたそうです。
そのF650GSをよりオフロード走行に特化させたのがF650GS-Dakarというわけです。
F650GS自体は2008年にフルモデルチェンジされます。
並列二気筒エンジンを搭載し、よりパワフルにスムーズな走りと扱いやすさが同居した乗り味で
2013年まで発売されました。

F650GS(二気筒)以後、単気筒エンジンのシリーズは「G」シリーズに名前を変え、まったく別の路線で発売されます。
これについてはまた後日取り上げますね。
それはさておき、単気筒のF650GS及びF650GS Dakarは2008年以降は日本国内から姿を消してしまいます。
ところがどっこい、世界では生き残っていました。
じわじわとロングセラーとなった単気筒のF650GSは2012年に日本でもう一度発売されます。
それがG650GS及びG650GS-sertaoというわけです。

右がG650GS、左がG650GS-sertao、です。
発売時のうたい文句は
「90万以下で乗れるBMW」
高級車のイメージが強いBMWをより身近なものにしようという狙いだったのだと思います。
新車価格は
G650GSが899,000円
G650GS-sertaoが1,038,000円でした。
国産バイクの新車価格と比べてもいい勝負が出来そうな値段です。
その乗りやすさ、耐久性、燃費のよさ、
全ては発売から20年以上経過したF650GSにより証明済み。
おまけに価格的にも頑張った!
ところが発売後2年であえなくカタログ落ち。
ものの見事にマニアックバイクへとなっています。
なぜ売れなかったのか。
おそらくは作りの甘さとスペックのショボさだろうと思います。
G650GSはコスト削減のために中国で生産されました。
なので、本場ドイツ生産のF650GS(二気筒)と見比べると
明らかに安っぽいです。
おまけに元ネタのF650GS(単気筒)と見比べても、明らかにF650GSの方が豪華なところもあり・・・
BMWのショールームの中で見ると
「お前、90万以下!って言いたかっただけなんだな・・・」って思わせる雰囲気。
あと30万足せば、スペック的にも作り的にも圧倒的に上の風格があるF650GS(二気筒)に目が行くのも仕方ないです。
中の下、梅より竹を選ぶ日本人的にも、「いちばんやすいBMW」は選ばれなかったのでしょうね・・・
先に書いたスペックについては以下が諸元です。
エンジン形式 単気筒DOHC4バルブ
総排気量 652cc
ボア×ストローク 100.0mm×83.0mm
最大出力 35kw(48ps)/6,500rpm
最大トルク 60Nm(6.1kgf・m)/5,500rpm
冷却方式 水冷
ミッション 5速
全長×全幅×全高 2,180mm×930mm×1,430mm
ホイールベース 1,490mm
シート高 860mm
装備重量 196kg(燃料満タン時。乾燥重量は177kg)
タンク容量 14.0L
タイヤサイズ F:90/90R21 54S
R:130/80R17 65S
・・・うん、パっとしない・・・
まず馬力が48PSというのが絶望的にパっとしない。
教習車でもあり、優等生バイクの代名詞であるCB400SFで53PS
スズキの400ccスポーツバイク、GSR400で61PS
中免で乗れるバイクよりも馬力が低い大型バイク。
おまけにやすっぽいとなれば、そりゃー人気も出ないと思います。
ディーラーに行けば、すぐ隣には上位互換機が隣に並んでるわけですし・・・
そんな立ち位置のG650GS
それの更にオフロードバージョンのSertao
ぶっちゃけ、BMW乗りのライダーにも「こんなのあったっけ?」と言われることも多いマイナーマシン。
乗りやすくてタフでいいバイクなんですがねえ・・・
夜型人間えがすらです。
だいたい深夜まで起きてます。朝が来るとげんなりします。

とまあ、いきなり画像をポンと出すわけですが、うちのバイクです。
元々、このブログ。
無縁単車墓地群様やBGで連載中のマニアックバイクコレクションみたいなことを書き連ねたいと思って始めたので
バイク紹介をメインにやろうとおもっています。
そんなわけで、第一回は現在のメインマシン
G650GS Sertaoです。
「BMWのバイク」と聞いて何を思い浮かべるか。
人によっては「BMWがバイク作ってたの!?」という人も居ます。
バイクに詳しい人であれば、「水平対抗二気筒エンジンでシャフトドライブなアレな!」
みたいな回答をするかと思いますが・・・
うちのバイクには当てはまらねえ!
というわけで、最初の画像に戻るわけです。
ぱっと見、オフロードバイク?という見た目ですが、中身はオフロードも走れるツーリングバイク。
といったところでしょうか。
元々、このバイクは
F650GS Dakar
というバイクが元になっています。

↑F650GS Dakarです。
ね?似てるでしょう。
F650GSは2000年に発売されました。
ロータックス社の水冷単気筒エンジンをベースに、エンジンのヘッド部分のみBMWが手を加えています。
軽くて扱いやすく、耐久性が高くて、そこそこ早い。おまけに燃費も良好で荷物も載る。
ということで、そこそこ売れたそうです。
そのF650GSをよりオフロード走行に特化させたのがF650GS-Dakarというわけです。
F650GS自体は2008年にフルモデルチェンジされます。
並列二気筒エンジンを搭載し、よりパワフルにスムーズな走りと扱いやすさが同居した乗り味で
2013年まで発売されました。

F650GS(二気筒)以後、単気筒エンジンのシリーズは「G」シリーズに名前を変え、まったく別の路線で発売されます。
これについてはまた後日取り上げますね。
それはさておき、単気筒のF650GS及びF650GS Dakarは2008年以降は日本国内から姿を消してしまいます。
ところがどっこい、世界では生き残っていました。
じわじわとロングセラーとなった単気筒のF650GSは2012年に日本でもう一度発売されます。
それがG650GS及びG650GS-sertaoというわけです。

右がG650GS、左がG650GS-sertao、です。
発売時のうたい文句は
「90万以下で乗れるBMW」
高級車のイメージが強いBMWをより身近なものにしようという狙いだったのだと思います。
新車価格は
G650GSが899,000円
G650GS-sertaoが1,038,000円でした。
国産バイクの新車価格と比べてもいい勝負が出来そうな値段です。
その乗りやすさ、耐久性、燃費のよさ、
全ては発売から20年以上経過したF650GSにより証明済み。
おまけに価格的にも頑張った!
ところが発売後2年であえなくカタログ落ち。
ものの見事にマニアックバイクへとなっています。
なぜ売れなかったのか。
おそらくは作りの甘さとスペックのショボさだろうと思います。
G650GSはコスト削減のために中国で生産されました。
なので、本場ドイツ生産のF650GS(二気筒)と見比べると
明らかに安っぽいです。
おまけに元ネタのF650GS(単気筒)と見比べても、明らかにF650GSの方が豪華なところもあり・・・
BMWのショールームの中で見ると
「お前、90万以下!って言いたかっただけなんだな・・・」って思わせる雰囲気。
あと30万足せば、スペック的にも作り的にも圧倒的に上の風格があるF650GS(二気筒)に目が行くのも仕方ないです。
中の下、梅より竹を選ぶ日本人的にも、「いちばんやすいBMW」は選ばれなかったのでしょうね・・・
先に書いたスペックについては以下が諸元です。
エンジン形式 単気筒DOHC4バルブ
総排気量 652cc
ボア×ストローク 100.0mm×83.0mm
最大出力 35kw(48ps)/6,500rpm
最大トルク 60Nm(6.1kgf・m)/5,500rpm
冷却方式 水冷
ミッション 5速
全長×全幅×全高 2,180mm×930mm×1,430mm
ホイールベース 1,490mm
シート高 860mm
装備重量 196kg(燃料満タン時。乾燥重量は177kg)
タンク容量 14.0L
タイヤサイズ F:90/90R21 54S
R:130/80R17 65S
・・・うん、パっとしない・・・
まず馬力が48PSというのが絶望的にパっとしない。
教習車でもあり、優等生バイクの代名詞であるCB400SFで53PS
スズキの400ccスポーツバイク、GSR400で61PS
中免で乗れるバイクよりも馬力が低い大型バイク。
おまけにやすっぽいとなれば、そりゃー人気も出ないと思います。
ディーラーに行けば、すぐ隣には上位互換機が隣に並んでるわけですし・・・
そんな立ち位置のG650GS
それの更にオフロードバージョンのSertao
ぶっちゃけ、BMW乗りのライダーにも「こんなのあったっけ?」と言われることも多いマイナーマシン。
乗りやすくてタフでいいバイクなんですがねえ・・・