2015年09月19日
ジェベル200
わりと放置してました。
ども、えがすらです。
ひたすらニンジャスレイヤー読んでたら日が過ぎていきました。
ホントね、ネタだと思ってたけど面白いですよ、アレ・・・
ということで、久々のバイクはこれ

ジェベル200
とりあえずスペックはこんな感じです。
型式 BA-SH42A
全長 2150mm
シート高 810mm
乾燥重量 108kg
定地燃費 53.4km/l(60km/l)
エンジン型式 H402・空冷・4サイクル・単気筒
弁方式 SOHC・2バルブ
総排気量 199cc
最高出力 20ps/8500rpm
最大トルク 1.8kg-m/7000rpm
個人的にジェベル200はすごーく思い出深いバイクです。
本格的にオフロードに目覚めたとき、マイマシンとして縁があり
我が家に迎え入れられたのがこのジェベル200でした。
初のキャブ清掃
初のタイヤ交換
初のチェーン交換そして失敗からのすっぽ抜け
初の底突きからの転倒
などなど
いろんな初めてを体験させてくれたバイクです。
スズキの「Djebel」シリーズ
頭文字はDですけど、発音はしません。ジェベルと読みます。
ジュベルって言われたり、ドジェベルって言われたり、わりと間違えて呼ばれてたりする印象が強いですw
シリーズとしては
DR250をベースとした250
SX200およびSX125をベースとした200/125が存在しています。
シリーズに共通していえるコンセプトは「オフロードバイクにツアラー要素を加味」ということ。
具体的には、大容量のガソリンタンク、幅広のシート、ゴツめのヘッドライトガードなんかがあります。
今回取り上げているのはジェベル「200」なので、SX200ベースということになります。
オフロードバイクですが、シート高は低めです。
セローなんかと比較されることが多いですね。実際に車格は同じくらいです。
・・・走りは違いますけどね(ボソリ)
スペックに書いたとおり、エンジンの馬力は20馬力。
あんましありませんw
SOHCのシンプルなエンジンは非常にタフ。
僕の適当整備でも元気に動きます。
先日、僕の次の次のオーナーとなった大学生と知り合い、久々に再会したんですが
僕の手を離れてからノー整備だったらしく、激しくやれていましたが
エンジンだけは元気でした。
・・・ホント、エンジンだけねw
乗り味としては、ものすごく牧歌的で平和なバイクでした。
燃費がまず30km/Lを切ることがないことに加え、13Lのタンクのおかげで
満タンにするとかなり長く走れます。
足つきは身長173cmの男でカカトまでべったりとつきます。
加えて100kgちょいの車重のおかげで、非常に楽チンです。
シートもほどよく厚みがあり、リアキャリアも丈夫。
リアにホムセンボックスでも乗っけて、ポコポコ走るのが、こいつの最も合った使い方だと思います。
時間が腐るほどあって、日本一周するなら、相棒はきっとこいつだろうなあ。と思うマシンです。
ただまあ、不満をいうならば
遅い。
いやね?わかってるんですよ。
飛ばすバイクじゃないってことくらい。
でもまあ、ほら気分いいときなんかはアクセル開けたくなるじゃないですか?
でも、遅い。
躊躇なく、アクセル全開に出来ます。
ショップ主催のマスツーのときに、店員さんから「この女の子は初心者だからついていってあげてね?」といわれ
シェルパ乗りの女の子の後ろを走ったことがあるのですが、
バイパスでシェルパにかるーく置いていかれまして・・・
遅いよ!うわぁぁん!!とヘルメットの中でほえた思い出があります。
ええ、直線ではクッソ遅いです。
扱いやすいから山に入るとそれなりに楽しめるんですけどねw
そして、オフロード入門バイクとして迎え入れたのですが
オフロード性能はやっぱりセローやXRなどのトレール車のほうが頭一つ抜けていい感じでありまして・・・・
いやいやいや!わかってるんですよ!?
こいつはタンクにまで「FOR TOURING」って書いてあるくらいですから、ガチでオフロード走行は
先にあげたセローやらなんやらには及ばないってわかってるんですよ!!
でも、なんかイマイチ
手放した後でセロー225を手に入れ、乗ったときにこの思いは間違いではないことを確信しました。
なんか文句ばっかり言っていますねw
それでもまあ、どんなことがあっても止まる気配のないエンジン
大容量のタンクから道に迷っても不安感が薄く
小柄で扱い安いため、狭い道でも躊躇なく突っ込め
更にオフロード走行も攻めなければかなりのレベルでいける
2年ほど乗り回しましたが、いまでも思い出すと、どこか優しい気持ちになれる
泥臭くて、どこか物足りなくて、遅い。でも、乗り手を裏切らない。そんな頼りになる相棒でした。
地味に長期間販売されていて、1993年から2005年まで販売されたジェベル200
華がないせいか中古価格も非常にこなれています。
機会があれば乗ってみることをおすすめします。
なんか楽しいので!
ども、えがすらです。
ひたすらニンジャスレイヤー読んでたら日が過ぎていきました。
ホントね、ネタだと思ってたけど面白いですよ、アレ・・・
ということで、久々のバイクはこれ

ジェベル200
とりあえずスペックはこんな感じです。
型式 BA-SH42A
全長 2150mm
シート高 810mm
乾燥重量 108kg
定地燃費 53.4km/l(60km/l)
エンジン型式 H402・空冷・4サイクル・単気筒
弁方式 SOHC・2バルブ
総排気量 199cc
最高出力 20ps/8500rpm
最大トルク 1.8kg-m/7000rpm
個人的にジェベル200はすごーく思い出深いバイクです。
本格的にオフロードに目覚めたとき、マイマシンとして縁があり
我が家に迎え入れられたのがこのジェベル200でした。
初のキャブ清掃
初のタイヤ交換
初のチェーン交換そして失敗からのすっぽ抜け
初の底突きからの転倒
などなど
いろんな初めてを体験させてくれたバイクです。
スズキの「Djebel」シリーズ
頭文字はDですけど、発音はしません。ジェベルと読みます。
ジュベルって言われたり、ドジェベルって言われたり、わりと間違えて呼ばれてたりする印象が強いですw
シリーズとしては
DR250をベースとした250
SX200およびSX125をベースとした200/125が存在しています。
シリーズに共通していえるコンセプトは「オフロードバイクにツアラー要素を加味」ということ。
具体的には、大容量のガソリンタンク、幅広のシート、ゴツめのヘッドライトガードなんかがあります。
今回取り上げているのはジェベル「200」なので、SX200ベースということになります。
オフロードバイクですが、シート高は低めです。
セローなんかと比較されることが多いですね。実際に車格は同じくらいです。
・・・走りは違いますけどね(ボソリ)
スペックに書いたとおり、エンジンの馬力は20馬力。
あんましありませんw
SOHCのシンプルなエンジンは非常にタフ。
僕の適当整備でも元気に動きます。
先日、僕の次の次のオーナーとなった大学生と知り合い、久々に再会したんですが
僕の手を離れてからノー整備だったらしく、激しくやれていましたが
エンジンだけは元気でした。
・・・ホント、エンジンだけねw
乗り味としては、ものすごく牧歌的で平和なバイクでした。
燃費がまず30km/Lを切ることがないことに加え、13Lのタンクのおかげで
満タンにするとかなり長く走れます。
足つきは身長173cmの男でカカトまでべったりとつきます。
加えて100kgちょいの車重のおかげで、非常に楽チンです。
シートもほどよく厚みがあり、リアキャリアも丈夫。
リアにホムセンボックスでも乗っけて、ポコポコ走るのが、こいつの最も合った使い方だと思います。
時間が腐るほどあって、日本一周するなら、相棒はきっとこいつだろうなあ。と思うマシンです。
ただまあ、不満をいうならば
遅い。
いやね?わかってるんですよ。
飛ばすバイクじゃないってことくらい。
でもまあ、ほら気分いいときなんかはアクセル開けたくなるじゃないですか?
でも、遅い。
躊躇なく、アクセル全開に出来ます。
ショップ主催のマスツーのときに、店員さんから「この女の子は初心者だからついていってあげてね?」といわれ
シェルパ乗りの女の子の後ろを走ったことがあるのですが、
バイパスでシェルパにかるーく置いていかれまして・・・
遅いよ!うわぁぁん!!とヘルメットの中でほえた思い出があります。
ええ、直線ではクッソ遅いです。
扱いやすいから山に入るとそれなりに楽しめるんですけどねw
そして、オフロード入門バイクとして迎え入れたのですが
オフロード性能はやっぱりセローやXRなどのトレール車のほうが頭一つ抜けていい感じでありまして・・・・
いやいやいや!わかってるんですよ!?
こいつはタンクにまで「FOR TOURING」って書いてあるくらいですから、ガチでオフロード走行は
先にあげたセローやらなんやらには及ばないってわかってるんですよ!!
でも、なんかイマイチ
手放した後でセロー225を手に入れ、乗ったときにこの思いは間違いではないことを確信しました。
なんか文句ばっかり言っていますねw
それでもまあ、どんなことがあっても止まる気配のないエンジン
大容量のタンクから道に迷っても不安感が薄く
小柄で扱い安いため、狭い道でも躊躇なく突っ込め
更にオフロード走行も攻めなければかなりのレベルでいける
2年ほど乗り回しましたが、いまでも思い出すと、どこか優しい気持ちになれる
泥臭くて、どこか物足りなくて、遅い。でも、乗り手を裏切らない。そんな頼りになる相棒でした。
地味に長期間販売されていて、1993年から2005年まで販売されたジェベル200
華がないせいか中古価格も非常にこなれています。
機会があれば乗ってみることをおすすめします。
なんか楽しいので!
2015年09月07日
K1300R
うちのBMWことセルタオさんのバッテリーが死亡したので
仕方なく、中華バッテリーを購入しました。
適合表どおりに注文したのに、純正バッテリーとサイズが一回り小さい・・・
どうせ12Vだし、エンジンかかったからおーるおっけー!
こんばんは。整備不良の鬼、えがすらです。
動いてりゃ正義!
さて、今日はまたしてもBMWです。
というのも、ZR-7を廃車にした友人がホンダのX11が気になるとか言い出したので
思い出したんです。
BMWが誇るメガスポーツ由来のネイキッド。
カテゴリーとしては、CBR1100XXに対するX11、ハヤブサに対するB-KING
そして、BMWのメガスポーツK1300Sに対するこいつです。

K1300R
ぱっと見で、なんか凶暴そう!って思うデザイン。
ええ、こういうケレン味は大好きです。
K1300Rは2009年にK1300Sと同時に日本国内で発売が開始されました。
兄弟車はK1300S、K1300GTが存在します。
ちなみにK1300Sはこんな感じです。

ZZRとかCBR1100XXとかハヤブサとか、アッチ系ですよねw
先に書いたとおり、K1300Sのネイキッド版がRとなります。
スペックは以下の通り。
総排気量 1292cc
燃料タンク容量 19L
最高出力 127kW (173ps)/9250rpm
最大トルク 140N・m (14.3kg・m)/8250rpm
車両重量 258kg
173馬力のバケモノです。
しかも、この見た目。
BMW特有のアシンメトリーな概観も手伝い、ビッグネイキッドとしてはCB1300SFやXJR1300などの国産ネイキッドたちと比べると、なんて悪そうな姿!
BMWのバイクで最もシンプソンやらKADOYAのジャケットが似合うバイクだと思います。
装備に関しても電子制御が沢山入っています。
ABSはもちろん装備。
ブレーキは前後連動してかかります。
フロントブレーキを握れば、リアブレーキも連動して働きます。
が、リアブレーキを踏んだときは、リアのみ制動がかかります。
リアを引きずりながら低速走行するときは、連動といえどもちゃんと出来ますので、ご安心を。
・・・余談ながら、初期型のR1150RTはリアを踏んだら、フロントブレーキも効きます。
何人ものおっさん達が悲鳴と共に高級ツアラーを地面にたたきつけたと聞きます・・・おそろしや。主に修理費が。
他にはESAも搭載されています。
これはR1200GSにも搭載されていたサスペンションの電子制御。
K1300Rについてはボタン一つでスプリングレートとダンパーの調整が出来ます。
セッティングしたら、そのまま放置するタイプの僕ですら、ちょいちょいいじっていたシステム。
こいつは使えます。
他、途中の年式から搭載されたオートシフターもあります。
アクセルを開けて加速中であれば、シフトアップはクラッチを握らずともスコンスコン入るシステムです。
速度と同時にアドレナリンもバンバンだしてくれます。めっちゃ気持ちいい加速を味わえます。
機構としては、Kシリーズ特有のデュオレバーを装備してます。
R1200GSはテレレバーでしたが、Kはデュオレバーです。
テレレバーより剛性が高く、ブレーキをかけた場合はホイールベースが若干短くなります。
で、やっぱりフロントは沈みません。
これについては後で書きます。
さて、装備の紹介はこれくらい。
実際に乗ったらどうか、という話です。
ポジションに関しては予想通り、大柄なネイキッド。
ハンドルはセパハンですが、上向きのセパハンなので、印象からするとストレートハンドルかコンチネンタルハンドル、という感じ。
国産ネイキッドからすると、若干前傾かな?という印象。
あとはまあ、おっきいです。大きいですが、常識の範囲ない。
跨ったときに「ああ、オレ、大排気量乗ってる・・・」という所有欲とテンションを上げさせてくれます。
こういうポジティブな気持ちがでかいバイクの一番のメリットかもしれませんね。
実際にエンジンをかけると、エンジン音はわりとにぎやか。
国産バイクの静けさと比べると、「大丈夫か?」って思うくらいメカノイズがしますが、これは普通です。
CB1300SFとかびっくりするくらい静かですからねえ・・・・エンジン動いてるかどうか不安になるレベル。
クラッチをつないで走り出すと、やたらと素直に走り出します。
4発といえど、1300ccもあれば低速トルクもアホみたいにあります。
そして、すごくいい子です。
というのも、上から下まで満遍なくトルクを発揮してくれるので、6速低回転でダラダラ走るのも苦になりませんし、
ギアを落としてエンジンを回せば、凶悪なトルクと馬力を体感できます。
懐の広さはハンパない。
そして、デュオレバーです。
フロントが沈みにくい=ブレーキ時の姿勢の崩れが少ない、ということです。
バイクに乗っている人は想像してみてください。
80km/hでバイクを走らせているときに、フルブレーキをしてみる。
けっこう怖いです。
フロントがガクーンと沈み、もしかするとロックするかもしれない。
実際に速いとか遅いとかそれはさておき、精神的なものも大きく影響します。
ところが、デュオレバー、フロントが沈まないということは、平常心のままのハードブレーキを可能にします。
試乗中のこと、前の車が強引に車線変更してきたことがあります。
調子に乗って速度を出していたので、フルブレーキングを余儀なくされました。
コンマ何秒かの間で、ブレーキに対して心構えをして、一気にブレーキをかけましたが
心構えが肩透かしとなりました。
何事もなく、フツーにとまるんです。
100m先に赤信号を見つけたときのブレーキと緊急回避時のブレーキの感覚が同じ。
はっきりいって妙な感覚でした。
が、慣れればこいつは武器になります。
・・・・だからといって速度違反は法律違反なんですけどね。
バイクの性能としてはお見事です。
で、マイナスポイントとしては
ネイキッドであること。
コレに尽きます。
エンジンの馬力は十分。トルクも必要以上に十分。
アクセルを開ければどこまでも速度が出そうな感覚。
そこで立ちふさがるのは・・・・風です。
いくら馬力があろうとも140km/h先は相当きついです。
また、服装も関係します。
僕が試乗したときはリュックを担いでいたのですが、モロに風の影響を受けました。
車体が安定しないくらい。
普通のジャンパーやジーパンで速度を出せば、バタつき、風圧が相当なストレスになります。
革ジャン革パンが欲しいとホンキで思いました。
総括すると
かっこよくて見栄も効く。実際速いし、乗りやすい。
でも・・・風がきつい・・・・
そんなバイクです。
大型バイクらしいバイクがほしい!っていう人、そのスタイルに魅入られた人にとっては
買いなバイクです。
高速ツアラーを求めてる人だったら・・・・カウル付のSがいいんじゃないかなw
ちなみに僕だったらSが欲しいです。
スタイルは好きなんだけどなー。
仕方なく、中華バッテリーを購入しました。
適合表どおりに注文したのに、純正バッテリーとサイズが一回り小さい・・・
どうせ12Vだし、エンジンかかったからおーるおっけー!
こんばんは。整備不良の鬼、えがすらです。
動いてりゃ正義!
さて、今日はまたしてもBMWです。
というのも、ZR-7を廃車にした友人がホンダのX11が気になるとか言い出したので
思い出したんです。
BMWが誇るメガスポーツ由来のネイキッド。
カテゴリーとしては、CBR1100XXに対するX11、ハヤブサに対するB-KING
そして、BMWのメガスポーツK1300Sに対するこいつです。

K1300R
ぱっと見で、なんか凶暴そう!って思うデザイン。
ええ、こういうケレン味は大好きです。
K1300Rは2009年にK1300Sと同時に日本国内で発売が開始されました。
兄弟車はK1300S、K1300GTが存在します。
ちなみにK1300Sはこんな感じです。

ZZRとかCBR1100XXとかハヤブサとか、アッチ系ですよねw
先に書いたとおり、K1300Sのネイキッド版がRとなります。
スペックは以下の通り。
総排気量 1292cc
燃料タンク容量 19L
最高出力 127kW (173ps)/9250rpm
最大トルク 140N・m (14.3kg・m)/8250rpm
車両重量 258kg
173馬力のバケモノです。
しかも、この見た目。
BMW特有のアシンメトリーな概観も手伝い、ビッグネイキッドとしてはCB1300SFやXJR1300などの国産ネイキッドたちと比べると、なんて悪そうな姿!
BMWのバイクで最もシンプソンやらKADOYAのジャケットが似合うバイクだと思います。
装備に関しても電子制御が沢山入っています。
ABSはもちろん装備。
ブレーキは前後連動してかかります。
フロントブレーキを握れば、リアブレーキも連動して働きます。
が、リアブレーキを踏んだときは、リアのみ制動がかかります。
リアを引きずりながら低速走行するときは、連動といえどもちゃんと出来ますので、ご安心を。
・・・余談ながら、初期型のR1150RTはリアを踏んだら、フロントブレーキも効きます。
何人ものおっさん達が悲鳴と共に高級ツアラーを地面にたたきつけたと聞きます・・・おそろしや。主に修理費が。
他にはESAも搭載されています。
これはR1200GSにも搭載されていたサスペンションの電子制御。
K1300Rについてはボタン一つでスプリングレートとダンパーの調整が出来ます。
セッティングしたら、そのまま放置するタイプの僕ですら、ちょいちょいいじっていたシステム。
こいつは使えます。
他、途中の年式から搭載されたオートシフターもあります。
アクセルを開けて加速中であれば、シフトアップはクラッチを握らずともスコンスコン入るシステムです。
速度と同時にアドレナリンもバンバンだしてくれます。めっちゃ気持ちいい加速を味わえます。
機構としては、Kシリーズ特有のデュオレバーを装備してます。
R1200GSはテレレバーでしたが、Kはデュオレバーです。
テレレバーより剛性が高く、ブレーキをかけた場合はホイールベースが若干短くなります。
で、やっぱりフロントは沈みません。
これについては後で書きます。
さて、装備の紹介はこれくらい。
実際に乗ったらどうか、という話です。
ポジションに関しては予想通り、大柄なネイキッド。
ハンドルはセパハンですが、上向きのセパハンなので、印象からするとストレートハンドルかコンチネンタルハンドル、という感じ。
国産ネイキッドからすると、若干前傾かな?という印象。
あとはまあ、おっきいです。大きいですが、常識の範囲ない。
跨ったときに「ああ、オレ、大排気量乗ってる・・・」という所有欲とテンションを上げさせてくれます。
こういうポジティブな気持ちがでかいバイクの一番のメリットかもしれませんね。
実際にエンジンをかけると、エンジン音はわりとにぎやか。
国産バイクの静けさと比べると、「大丈夫か?」って思うくらいメカノイズがしますが、これは普通です。
CB1300SFとかびっくりするくらい静かですからねえ・・・・エンジン動いてるかどうか不安になるレベル。
クラッチをつないで走り出すと、やたらと素直に走り出します。
4発といえど、1300ccもあれば低速トルクもアホみたいにあります。
そして、すごくいい子です。
というのも、上から下まで満遍なくトルクを発揮してくれるので、6速低回転でダラダラ走るのも苦になりませんし、
ギアを落としてエンジンを回せば、凶悪なトルクと馬力を体感できます。
懐の広さはハンパない。
そして、デュオレバーです。
フロントが沈みにくい=ブレーキ時の姿勢の崩れが少ない、ということです。
バイクに乗っている人は想像してみてください。
80km/hでバイクを走らせているときに、フルブレーキをしてみる。
けっこう怖いです。
フロントがガクーンと沈み、もしかするとロックするかもしれない。
実際に速いとか遅いとかそれはさておき、精神的なものも大きく影響します。
ところが、デュオレバー、フロントが沈まないということは、平常心のままのハードブレーキを可能にします。
試乗中のこと、前の車が強引に車線変更してきたことがあります。
調子に乗って速度を出していたので、フルブレーキングを余儀なくされました。
コンマ何秒かの間で、ブレーキに対して心構えをして、一気にブレーキをかけましたが
心構えが肩透かしとなりました。
何事もなく、フツーにとまるんです。
100m先に赤信号を見つけたときのブレーキと緊急回避時のブレーキの感覚が同じ。
はっきりいって妙な感覚でした。
が、慣れればこいつは武器になります。
・・・・だからといって速度違反は法律違反なんですけどね。
バイクの性能としてはお見事です。
で、マイナスポイントとしては
ネイキッドであること。
コレに尽きます。
エンジンの馬力は十分。トルクも必要以上に十分。
アクセルを開ければどこまでも速度が出そうな感覚。
そこで立ちふさがるのは・・・・風です。
いくら馬力があろうとも140km/h先は相当きついです。
また、服装も関係します。
僕が試乗したときはリュックを担いでいたのですが、モロに風の影響を受けました。
車体が安定しないくらい。
普通のジャンパーやジーパンで速度を出せば、バタつき、風圧が相当なストレスになります。
革ジャン革パンが欲しいとホンキで思いました。
総括すると
かっこよくて見栄も効く。実際速いし、乗りやすい。
でも・・・風がきつい・・・・
そんなバイクです。
大型バイクらしいバイクがほしい!っていう人、そのスタイルに魅入られた人にとっては
買いなバイクです。
高速ツアラーを求めてる人だったら・・・・カウル付のSがいいんじゃないかなw
ちなみに僕だったらSが欲しいです。
スタイルは好きなんだけどなー。
2015年09月04日
MD90
ドーモ、ミナサン、コンバンハ。
えがすらデス。
ニンジャスレイヤーにハマっている今日この頃。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
アバラの痛みがひかないので、病院にいったら
「たぶん肋軟骨を痛めてる」と診断されました。
早く治ればいいなあ、何て思いながら今日のブログです。
スーパーカブ
バイクをまったく知らない人でも、知っている
本田技研が産んだ世界を代表する「はたらくくるま」
それがスーパーカブです。

スーパーカブに関しては長い歴史があります。
そして、世の中にはカブマニアも存在します。
僕が大好きなバイクライター濱矢フミヲ氏も、著書の中で
「カブはマニアの方が怖いからうかつなことが書けない」
とありました。
確かに怖い。カブマニアは怖い。
しかしながら、カブの中でもちょっと珍しいカブに乗ったことがあるので、あえて取り上げました。
その名は「MD50」「MD90」
所謂郵政カブです。
ちなみに普通のスーパーカブも学生の頃に乗っていました。
批判を恐れず、あえて言えば
僕はスーパーカブ苦手なんです。
ボトムリンク式のフロントサスはフロントブレーキをかけるたびに
「キコッ」という愉快な音と共になぜか浮き上がるし
自動遠心クラッチのギアはコツを知らない学生の頃の僕には、よくわからん形式でしかありませんでした。
そもそも半クラが使えないのがミッションのバイクしか知らない小僧には不愉快でした。
雑誌やネットで「カブのツーリングは最高だ・・・」とかよく書いてありますが
バイパスで60km/h出すとめっちゃ怖いバイクでツーリングしたくねえよ!とか普通に思ってました。
そんな僕ですが、ひょんなことから郵便配達員の契約社員をやることになり
数年、郵政カブを乗り回しました。
郵政カブにのって己の中の「カブ観」が塗り替えられました。
以下、郵政カブのすごいとこまとめ。
郵政カブのすごいとこ
1、丈夫
郵便屋さんって意外とカブについてメンテしません。
チェーンがチェーンカバーに当たって、ガランガラン音を立ててるのは日常茶飯事。
オイル交換も出来ない人もたくさんいます。
しかし!郵政カブは毎日走ります。
めっちゃ走ります。
記憶としては50ccはすぐにエンジンがストールする印象があります。
90ccは何をしても動かないことはなかったです。タフすぎる。
マフラーから煙を吐こうが、エアフィルターがカッサカサに劣化してようが
4stなのにオイル足さないとガンガン減っていく状況であろうが、真っ黒かつシャバシャバに劣化しまくった
オイルだろうが、こいつらの心臓は止まりません。
2、足回りがいい
郵政カブは普通のカブと違って、前後14インチのホイールです。
何がいいって、足つきがよいのです。
後ろの箱にアホみたいに郵便物を満載すると、バイクの高い位置に重量物がきます。
めちゃめちゃフラつきますが、抜群の足つきのおかげで踏ん張りが利きます。
・・・とはいいつつも、詰みすぎると自重でぶったおれるんですけどね。
人の家先に止めて、ポストへいって戻ってきたら倒れてたなんてのは日常茶飯事です。
そして、サスペンション。
MD50,MD90は一般的なテレスコピックサスを装備しています。
フロントブレーキをかけたらちゃんと沈むんです!
これは非常に嬉しい。
さらに謎なのですが、リアサス。
旧いバイクもある程度、サスが仕事してくれます。
あの超重量の箱を受け止めつつ、毎日酷使されているにも関わらず、
破綻したことがないです。底突きしたこともないし。
どうなってるのか、いまだにわかりませんw
3、使い勝手
そして、使い勝手というか懐が非常に広いです。
郵便配達は市街地メインでたまに砂利の上とかも走りますが
ふつーに走れます。
オフロード性能はわりと高い。
ベテラン配達員によると、階段上るわ下るわでやりたい放題らしい。
更に、小回りはほぼ無敵レベルでクルクル回ります。
その昔「ノーバンクのえがすら」と言われたほど下手くそな僕でもくるくる回れます。
MD90ならば最高速は80km/hあたりまで延びますし、これならツーリングも大丈夫でしょう。
こんな感じで、隙の無い作りしてます。
前はノーマルのスーパーカブで不満に思ったところが全て解消されています。
惜しいことに郵政カブは一般発売されていなかったので、乗るにはヤフオクなんかでフロントフォークなどの
パーツを探して、ノーマルカブに組み込むしかないということ。
いろいろステキマシンでした。
郵政カブを乗り回して、バイクにのって得意不得意があるんだなーってことを痛感させられたことも記憶に残っています。
学生の頃にカブに乗っていたときは、全て自分の定規でバイクを測っていました。
ツーリングメインの使い方をしていた僕は、カブにあわない乗り方をしていたんです。
CBR1000RRで近所のコンビニにアイスを買ってくる性能を求めてもしょうがないし
Dioに一日1000kmを走るツーリング性能を求めることは間違っているのです。
こういう感覚って、ホンキの街乗り特化マシンであるカブを真面目に乗って、初めて気づかされたんです。
そういう意味では大事なことに気づかせてくれた。恩人みたいなバイクです。
願わくば、また乗ってみたいもんです。
えがすらデス。
ニンジャスレイヤーにハマっている今日この頃。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
アバラの痛みがひかないので、病院にいったら
「たぶん肋軟骨を痛めてる」と診断されました。
早く治ればいいなあ、何て思いながら今日のブログです。
スーパーカブ
バイクをまったく知らない人でも、知っている
本田技研が産んだ世界を代表する「はたらくくるま」
それがスーパーカブです。

スーパーカブに関しては長い歴史があります。
そして、世の中にはカブマニアも存在します。
僕が大好きなバイクライター濱矢フミヲ氏も、著書の中で
「カブはマニアの方が怖いからうかつなことが書けない」
とありました。
確かに怖い。カブマニアは怖い。
しかしながら、カブの中でもちょっと珍しいカブに乗ったことがあるので、あえて取り上げました。
その名は「MD50」「MD90」
所謂郵政カブです。
ちなみに普通のスーパーカブも学生の頃に乗っていました。
批判を恐れず、あえて言えば
僕はスーパーカブ苦手なんです。
ボトムリンク式のフロントサスはフロントブレーキをかけるたびに
「キコッ」という愉快な音と共になぜか浮き上がるし
自動遠心クラッチのギアはコツを知らない学生の頃の僕には、よくわからん形式でしかありませんでした。
そもそも半クラが使えないのがミッションのバイクしか知らない小僧には不愉快でした。
雑誌やネットで「カブのツーリングは最高だ・・・」とかよく書いてありますが
バイパスで60km/h出すとめっちゃ怖いバイクでツーリングしたくねえよ!とか普通に思ってました。
そんな僕ですが、ひょんなことから郵便配達員の契約社員をやることになり
数年、郵政カブを乗り回しました。
郵政カブにのって己の中の「カブ観」が塗り替えられました。
以下、郵政カブのすごいとこまとめ。
郵政カブのすごいとこ
1、丈夫
郵便屋さんって意外とカブについてメンテしません。
チェーンがチェーンカバーに当たって、ガランガラン音を立ててるのは日常茶飯事。
オイル交換も出来ない人もたくさんいます。
しかし!郵政カブは毎日走ります。
めっちゃ走ります。
記憶としては50ccはすぐにエンジンがストールする印象があります。
90ccは何をしても動かないことはなかったです。タフすぎる。
マフラーから煙を吐こうが、エアフィルターがカッサカサに劣化してようが
4stなのにオイル足さないとガンガン減っていく状況であろうが、真っ黒かつシャバシャバに劣化しまくった
オイルだろうが、こいつらの心臓は止まりません。
2、足回りがいい
郵政カブは普通のカブと違って、前後14インチのホイールです。
何がいいって、足つきがよいのです。
後ろの箱にアホみたいに郵便物を満載すると、バイクの高い位置に重量物がきます。
めちゃめちゃフラつきますが、抜群の足つきのおかげで踏ん張りが利きます。
・・・とはいいつつも、詰みすぎると自重でぶったおれるんですけどね。
人の家先に止めて、ポストへいって戻ってきたら倒れてたなんてのは日常茶飯事です。
そして、サスペンション。
MD50,MD90は一般的なテレスコピックサスを装備しています。
フロントブレーキをかけたらちゃんと沈むんです!
これは非常に嬉しい。
さらに謎なのですが、リアサス。
旧いバイクもある程度、サスが仕事してくれます。
あの超重量の箱を受け止めつつ、毎日酷使されているにも関わらず、
破綻したことがないです。底突きしたこともないし。
どうなってるのか、いまだにわかりませんw
3、使い勝手
そして、使い勝手というか懐が非常に広いです。
郵便配達は市街地メインでたまに砂利の上とかも走りますが
ふつーに走れます。
オフロード性能はわりと高い。
ベテラン配達員によると、階段上るわ下るわでやりたい放題らしい。
更に、小回りはほぼ無敵レベルでクルクル回ります。
その昔「ノーバンクのえがすら」と言われたほど下手くそな僕でもくるくる回れます。
MD90ならば最高速は80km/hあたりまで延びますし、これならツーリングも大丈夫でしょう。
こんな感じで、隙の無い作りしてます。
前はノーマルのスーパーカブで不満に思ったところが全て解消されています。
惜しいことに郵政カブは一般発売されていなかったので、乗るにはヤフオクなんかでフロントフォークなどの
パーツを探して、ノーマルカブに組み込むしかないということ。
いろいろステキマシンでした。
郵政カブを乗り回して、バイクにのって得意不得意があるんだなーってことを痛感させられたことも記憶に残っています。
学生の頃にカブに乗っていたときは、全て自分の定規でバイクを測っていました。
ツーリングメインの使い方をしていた僕は、カブにあわない乗り方をしていたんです。
CBR1000RRで近所のコンビニにアイスを買ってくる性能を求めてもしょうがないし
Dioに一日1000kmを走るツーリング性能を求めることは間違っているのです。
こういう感覚って、ホンキの街乗り特化マシンであるカブを真面目に乗って、初めて気づかされたんです。
そういう意味では大事なことに気づかせてくれた。恩人みたいなバイクです。
願わくば、また乗ってみたいもんです。
2015年09月03日
C650GT
イヤホンの聞こえが悪くなってきたので、断線かなぁ、と新しいイヤホン買ったら
スマホのイヤホンジャックがガタガタになってることに気づきました。
Yes!無駄金!!こんばんは。えがすらです。
なんか写真がぽろぽろ入ったUSBメモリが発掘されたので、BMWのバイクの紹介がやりやすくなりました。
そんなこんなで、今日のお題はこちら

C650GT
こいつです。
BMW製のビッグスクーターですね。
大型免許が必要なビッグスクーターというだけで、かなりニッチな存在です。
アドレスのときに書きましたが、はっきりって僕はスクーターを舐めた男でした。
その目を覚まさせたマシンがこいつです。
かるーく、C650GTの紹介を。
C650GTは2012年に発売された650cc二気筒エンジンを搭載したビッグスクーターです。
スクーターの最大排気量ということで、BMWは「マキシスクーター」という呼称を推していましたが
さっぱり定着しませんでしたw
エンジン :647cc 並列2気筒DOHC 44kW(60ps)/7,500rpm 66Nm/6,000rpm
全長 :2.218mm
全高 :1.411mm
シート高 :780mm
重量 :262kg(届出重量) 231kg(乾燥重量)
簡単なスペックはこんな感じ。
エンジンは270度異相クランクを採用しており、鼓動感を大事にしました!とカタログにありましたが、
スクーターに鼓動感が必要なのか・・・とアドレスを思い出し、遠い目をしてしまいます。
ちなみに設計はキムコと共同開発。実はあんまり知られてない気がします。
恐るべきはシート高と重量です。
・・・・ええ、すさまじくでかいです。
足つきは大体こんな感じ

僕の身長は173cmで85kgですが・・・ギリギリです。
シティコミューターとしてのスクーターとしては足つきがヤバい。
ライディングポジションとしては、めちゃくちゃゆったり。さすがはビグスク。おまけにビグスク界でもかなりの巨体ですからね。
シートは程よい硬さと抜群の広さ。
ケツが痛い?いってみろ!!ってな自信満々のラグジュアリースペース。
なんとこいつ、シートヒーターも装備してます。
グリップヒーターは当然装備。おまけに外気温にあわせて温度を変えるステキシステムも搭載。
タンデムシートもめっちゃ広い。後ろに乗るならこのバイク!ってな勢いです。
シート下スペースは意外と普通。
フォルツァの方が広いかもしれない。
ライダーを風から守るスクリーンは電動で可動します。BMWらしい装備です。
まとめると
超快適装備だけど、やたらめったらでかいよね!?このスクーター。
そんな感じ。
では、実際に乗るとどうでしょう。
跨り、スタンドをあげます。
このバイク、サイドスタンドがパーキングブレーキと連動しているので、走行中にていっ!っとスタンドをだすと
エンジンが停止して、リアがロックして流れます。
まあ、こんなことしたの僕くらいのもんでしょうけど・・・
足つきは精一杯前に座ることで、なんとかカバー。
エンジンをかけて、アクセルを開けると
意外とまったりと走り出します。
おそらく、出足はJOGのほうが鋭いw
これは、欧州向けの設定らしいです。
出足はゆっくりと発進するのがユーロスタイル。
速度が乗ってくると、いい感じに右手の動きと速度が連動してきます。
加速に関しては、気が付いたら速度が出てる。そんな感じのマイルドな加速を見せます。
僕が気に入っているのは足回り。
やたらめったらしっかりしてます。
硬すぎず、やわらかすぎず、路面の状況をバッチリ伝えてくれるイイ足回り。
ウインドプロテクションはほぼ完璧です。
若干足の外側が寒いかなーくらい。
ステップボードに加重をかけ、目線を意識してあげれば、けっこう素直に曲がり、
中々のコーナーリングもみせてくれたりします。
走行性能としては文句なし!
シート下スペースも使いやすいし、小物入れも使いやすいし、乗ってて楽だし、けっこう速いし・・・
あれ・・?いうことなくね?
かなりのおりこうさんバイクです。
難点を挙げるならば
こいつ、シティコミューターか・・・?
というところ。
ツアラーとしてはよーーーく出来てます。
しかし、巨大な車体はすり抜けを躊躇させます。
足つきは最悪なので、両足を付いてぺたぺたバックすることも身長が180こえてないとまず無理。
おまけにハイオク仕様。燃費は20km/L弱。
ううーーーん・・・日本の街中では微妙なんだよなあ・・・・
てなわけで、こいつの評価はツアラーとしては出来るマシン。けど、ゲタバイクとしては・・・?
という結論に至ります。
ちなみに、僕はこのバイク大好きです。
ぶっちゃけガチで欲しい一台だったりします。
不人気で最近カタログ落ちしたようなので、中古相場も安くなるはず!
金があったら所有したいバイクです。
スマホのイヤホンジャックがガタガタになってることに気づきました。
Yes!無駄金!!こんばんは。えがすらです。
なんか写真がぽろぽろ入ったUSBメモリが発掘されたので、BMWのバイクの紹介がやりやすくなりました。
そんなこんなで、今日のお題はこちら

C650GT
こいつです。
BMW製のビッグスクーターですね。
大型免許が必要なビッグスクーターというだけで、かなりニッチな存在です。
アドレスのときに書きましたが、はっきりって僕はスクーターを舐めた男でした。
その目を覚まさせたマシンがこいつです。
かるーく、C650GTの紹介を。
C650GTは2012年に発売された650cc二気筒エンジンを搭載したビッグスクーターです。
スクーターの最大排気量ということで、BMWは「マキシスクーター」という呼称を推していましたが
さっぱり定着しませんでしたw
エンジン :647cc 並列2気筒DOHC 44kW(60ps)/7,500rpm 66Nm/6,000rpm
全長 :2.218mm
全高 :1.411mm
シート高 :780mm
重量 :262kg(届出重量) 231kg(乾燥重量)
簡単なスペックはこんな感じ。
エンジンは270度異相クランクを採用しており、鼓動感を大事にしました!とカタログにありましたが、
スクーターに鼓動感が必要なのか・・・とアドレスを思い出し、遠い目をしてしまいます。
ちなみに設計はキムコと共同開発。実はあんまり知られてない気がします。
恐るべきはシート高と重量です。
・・・・ええ、すさまじくでかいです。
足つきは大体こんな感じ

僕の身長は173cmで85kgですが・・・ギリギリです。
シティコミューターとしてのスクーターとしては足つきがヤバい。
ライディングポジションとしては、めちゃくちゃゆったり。さすがはビグスク。おまけにビグスク界でもかなりの巨体ですからね。
シートは程よい硬さと抜群の広さ。
ケツが痛い?いってみろ!!ってな自信満々のラグジュアリースペース。
なんとこいつ、シートヒーターも装備してます。
グリップヒーターは当然装備。おまけに外気温にあわせて温度を変えるステキシステムも搭載。
タンデムシートもめっちゃ広い。後ろに乗るならこのバイク!ってな勢いです。
シート下スペースは意外と普通。
フォルツァの方が広いかもしれない。
ライダーを風から守るスクリーンは電動で可動します。BMWらしい装備です。
まとめると
超快適装備だけど、やたらめったらでかいよね!?このスクーター。
そんな感じ。
では、実際に乗るとどうでしょう。
跨り、スタンドをあげます。
このバイク、サイドスタンドがパーキングブレーキと連動しているので、走行中にていっ!っとスタンドをだすと
エンジンが停止して、リアがロックして流れます。
まあ、こんなことしたの僕くらいのもんでしょうけど・・・
足つきは精一杯前に座ることで、なんとかカバー。
エンジンをかけて、アクセルを開けると
意外とまったりと走り出します。
おそらく、出足はJOGのほうが鋭いw
これは、欧州向けの設定らしいです。
出足はゆっくりと発進するのがユーロスタイル。
速度が乗ってくると、いい感じに右手の動きと速度が連動してきます。
加速に関しては、気が付いたら速度が出てる。そんな感じのマイルドな加速を見せます。
僕が気に入っているのは足回り。
やたらめったらしっかりしてます。
硬すぎず、やわらかすぎず、路面の状況をバッチリ伝えてくれるイイ足回り。
ウインドプロテクションはほぼ完璧です。
若干足の外側が寒いかなーくらい。
ステップボードに加重をかけ、目線を意識してあげれば、けっこう素直に曲がり、
中々のコーナーリングもみせてくれたりします。
走行性能としては文句なし!
シート下スペースも使いやすいし、小物入れも使いやすいし、乗ってて楽だし、けっこう速いし・・・
あれ・・?いうことなくね?
かなりのおりこうさんバイクです。
難点を挙げるならば
こいつ、シティコミューターか・・・?
というところ。
ツアラーとしてはよーーーく出来てます。
しかし、巨大な車体はすり抜けを躊躇させます。
足つきは最悪なので、両足を付いてぺたぺたバックすることも身長が180こえてないとまず無理。
おまけにハイオク仕様。燃費は20km/L弱。
ううーーーん・・・日本の街中では微妙なんだよなあ・・・・
てなわけで、こいつの評価はツアラーとしては出来るマシン。けど、ゲタバイクとしては・・・?
という結論に至ります。
ちなみに、僕はこのバイク大好きです。
ぶっちゃけガチで欲しい一台だったりします。
不人気で最近カタログ落ちしたようなので、中古相場も安くなるはず!
金があったら所有したいバイクです。
2015年09月02日
エンジョイエンデューロいってきたその2
久しぶりにジムいったら、アバラの痛みで悶絶したえがすらです。
オッス!オラ、ドM!!
今日も夜中更新ッス。
エンデューロの話途中でアドレス挟んだら、続きはどうなった?って
リアルで散々いわれたので、続きです。

前回までのうらすじ
ガンダムばっかりのアバオアクー宙域のような、エンデューロレース
そんな中、腕もなけりゃ機体もザク。なきそうな状況でえがすらのレースが始まる。
今回参加したエンデューロレースは、3時間でHSRのモトクロスコースを何周出来るか、
というルールです。
チームは最大3人まで組めます。
一人で三時間走りきる人もいたりします。体力ハンパねえ。
僕はmixiでの友人の方と二人チームでエントリーしました。
主催者からのルール説明の中で、初心者、中級者、上級者を自己申告で決め
初心者は先頭の列でスタート
その後30秒ごとに中級、上級と出発する、ということでした。
相方が第一走者、僕は第二走者で、30分ごとに交代する、とチーム内で取り決めをして
僕はスタートを見守りました。
スタートまで30秒の合図が出され、緊張の中、皆がスタートを待ちます。
そして、スタート!
何処が初心者じゃあ!!!!
と叫びたくなるようなすさまじいスタートダッシュを皆決めて第一コーナーへ突っ込んでいきます。
先頭の人なんか、すげージャンプして周回を重ねていきます。
僕の相方は、というと中々のスピードで先頭集団に喰らいついていきます。

コースから近い位置で交代のサインを待ちます。
何周か走った後に、相方からチェンジのサインが出て
僕のエンデューロレースが始まりました。
経験上、セローのようなトレール車ではレーサーと同じ走りをした場合
サスペンションが破綻して吹っ飛ぶことはよーーく知ってます。
レーサーが勢いよくジャンプしていくテーブルトップはブレーキをかけつつ
地面を舐めるように進み、淡々と走ります。
しかし、オフロードコースは気持ちいい。
特にHSRは高速コーナーも存在しますし、普段は走れないようなセクションも豊富です。
腕もないので、バンバン抜かれますが、喰らいつく気持ちが大事。
もてる力を全力で引っ張り出し、アクセルを開けます。
30分を超えたところで、相方とチェンジ。
既にトップ集団は何周しているかわかりませんが、必死にアクセルを開け、相方もぶっとばします。

画像は休憩場所。
この日の最高気温は35度
モトクロス用のジャージは革ツナギなんかに比べると軽装ですが、それでも暑い。
更にオフロード走行は全身運動です。
30分も走れば手はパンパンになりますし、下半身もだいぶつらくなります。
エンデューロは長丁場なので、体力をいかに温存しつつ、淡々と走るか、もミソとなります。
交代後、二度目の走行開始。
わずかな直線で背負ったキャメルバックから水を口に含みつつ、確実に周回を重ねます。
はっきり言って文章にすると、ものすごく地味です。
地味ですが、本人は必死です。
とあるセクションでのこと
軽い下り坂なのですが、そこでトラブルが発生しました。
フロントで石を踏んで、えがすらさん派手に転倒。
気が付いたら、土の上をのた打ち回っていました。
なぜか呼吸も出来ない。とにかく痛い。
痛いながらも、後方からバイクが来るのが見えたので、とにかく地面を転がり、
回復を待ちます。
あとから気づいたんですが、どうも頭から吹っ飛んだようで、セローはメーターが破損。
僕もハンドルがわき腹に刺さったらしく、ひどく痛みました。
しかし、今は公道ではなく、レース真っ最中。
よろよろと起き上がり、バイクを起こし、再びバイクに跨ります。
が、はっきり言ってクソ痛い。
早々に相方にチェンジをしてもらいました。
休憩場所にもどると、これまたトラブル発生。
一緒にレースに参加していた別チームの方が熱中症でダウン。
救護室に運ばれたその人の様子を見に行ったりしているうちに30分経過
相方はチェンジのサイン・・・
ここまでくると、脳内にアドレナリンが満ち溢れます。
やってやるぁーー!!!ってな気分でセローのアクセルを開けます。
3回目の走行は、疲労と痛みもあり、ペースはかなーり落ちました。
しかし走りきることが肝心。
必死に、ただただ必死にバイクを走らせ
気が付いたら、チェッカーフラッグを受けていました。
結果は31位。
パっとしない結果ではありますが、最後まで走りきれただけで嬉しかったです。
そして、アドレナリンが出るのはここまで。
走った後は後片付けが待っています。
テンションがじわじわ下がる中、道具を片付け、トラックに積み込み
全てが終わる頃には、テンションも終わっていました・・・
しかしここはHSR。
佐賀県ははるか彼方・・・
おまけに明日は仕事・・・
ふらふらしながら、我々は帰路についたのでした。
・・・・うーーーん。もうちょっとネタになるようなことがあればよかったんですけどねw
ま、エンデューロレース、堪能してきました。
あれから一週間以上経ちますが相変わらずわき腹が痛いです。
折れてはないと思うけど・・・
オフロードを覚えてから、バイクの世界が劇的に広がったと感じています。
いまバイクに乗っている方で、オフを走ったことがないひとは一度走って見ましょう。
きっと世界が広がります。
オッス!オラ、ドM!!
今日も夜中更新ッス。
エンデューロの話途中でアドレス挟んだら、続きはどうなった?って
リアルで散々いわれたので、続きです。

前回までのうらすじ
ガンダムばっかりのアバオアクー宙域のような、エンデューロレース
そんな中、腕もなけりゃ機体もザク。なきそうな状況でえがすらのレースが始まる。
今回参加したエンデューロレースは、3時間でHSRのモトクロスコースを何周出来るか、
というルールです。
チームは最大3人まで組めます。
一人で三時間走りきる人もいたりします。体力ハンパねえ。
僕はmixiでの友人の方と二人チームでエントリーしました。
主催者からのルール説明の中で、初心者、中級者、上級者を自己申告で決め
初心者は先頭の列でスタート
その後30秒ごとに中級、上級と出発する、ということでした。
相方が第一走者、僕は第二走者で、30分ごとに交代する、とチーム内で取り決めをして
僕はスタートを見守りました。
スタートまで30秒の合図が出され、緊張の中、皆がスタートを待ちます。
そして、スタート!
何処が初心者じゃあ!!!!
と叫びたくなるようなすさまじいスタートダッシュを皆決めて第一コーナーへ突っ込んでいきます。
先頭の人なんか、すげージャンプして周回を重ねていきます。
僕の相方は、というと中々のスピードで先頭集団に喰らいついていきます。

コースから近い位置で交代のサインを待ちます。
何周か走った後に、相方からチェンジのサインが出て
僕のエンデューロレースが始まりました。
経験上、セローのようなトレール車ではレーサーと同じ走りをした場合
サスペンションが破綻して吹っ飛ぶことはよーーく知ってます。
レーサーが勢いよくジャンプしていくテーブルトップはブレーキをかけつつ
地面を舐めるように進み、淡々と走ります。
しかし、オフロードコースは気持ちいい。
特にHSRは高速コーナーも存在しますし、普段は走れないようなセクションも豊富です。
腕もないので、バンバン抜かれますが、喰らいつく気持ちが大事。
もてる力を全力で引っ張り出し、アクセルを開けます。
30分を超えたところで、相方とチェンジ。
既にトップ集団は何周しているかわかりませんが、必死にアクセルを開け、相方もぶっとばします。

画像は休憩場所。
この日の最高気温は35度
モトクロス用のジャージは革ツナギなんかに比べると軽装ですが、それでも暑い。
更にオフロード走行は全身運動です。
30分も走れば手はパンパンになりますし、下半身もだいぶつらくなります。
エンデューロは長丁場なので、体力をいかに温存しつつ、淡々と走るか、もミソとなります。
交代後、二度目の走行開始。
わずかな直線で背負ったキャメルバックから水を口に含みつつ、確実に周回を重ねます。
はっきり言って文章にすると、ものすごく地味です。
地味ですが、本人は必死です。
とあるセクションでのこと
軽い下り坂なのですが、そこでトラブルが発生しました。
フロントで石を踏んで、えがすらさん派手に転倒。
気が付いたら、土の上をのた打ち回っていました。
なぜか呼吸も出来ない。とにかく痛い。
痛いながらも、後方からバイクが来るのが見えたので、とにかく地面を転がり、
回復を待ちます。
あとから気づいたんですが、どうも頭から吹っ飛んだようで、セローはメーターが破損。
僕もハンドルがわき腹に刺さったらしく、ひどく痛みました。
しかし、今は公道ではなく、レース真っ最中。
よろよろと起き上がり、バイクを起こし、再びバイクに跨ります。
が、はっきり言ってクソ痛い。
早々に相方にチェンジをしてもらいました。
休憩場所にもどると、これまたトラブル発生。
一緒にレースに参加していた別チームの方が熱中症でダウン。
救護室に運ばれたその人の様子を見に行ったりしているうちに30分経過
相方はチェンジのサイン・・・
ここまでくると、脳内にアドレナリンが満ち溢れます。
やってやるぁーー!!!ってな気分でセローのアクセルを開けます。
3回目の走行は、疲労と痛みもあり、ペースはかなーり落ちました。
しかし走りきることが肝心。
必死に、ただただ必死にバイクを走らせ
気が付いたら、チェッカーフラッグを受けていました。
結果は31位。
パっとしない結果ではありますが、最後まで走りきれただけで嬉しかったです。
そして、アドレナリンが出るのはここまで。
走った後は後片付けが待っています。
テンションがじわじわ下がる中、道具を片付け、トラックに積み込み
全てが終わる頃には、テンションも終わっていました・・・
しかしここはHSR。
佐賀県ははるか彼方・・・
おまけに明日は仕事・・・
ふらふらしながら、我々は帰路についたのでした。
・・・・うーーーん。もうちょっとネタになるようなことがあればよかったんですけどねw
ま、エンデューロレース、堪能してきました。
あれから一週間以上経ちますが相変わらずわき腹が痛いです。
折れてはないと思うけど・・・
オフロードを覚えてから、バイクの世界が劇的に広がったと感じています。
いまバイクに乗っている方で、オフを走ったことがないひとは一度走って見ましょう。
きっと世界が広がります。