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Posted by さがファンブログ事務局 at

2017年10月09日

おひさしぶりです。

あ、どうも。おひさしぶりです。


えがすらです。
生きてました。

ひっさびさにブログ見たら、コメント残ってて
「楽しみにしてます。」とか、心温まるコメントがあって、なんかもう
罪悪感でゲロを吐きそうです。
逆流性食道炎がきついです。

そんなくそ野郎でございます。

あれこれあげてたクラブマンですが
最後の更新から一週間くらいで

clubman001

さっくり復活しております。
師匠に外注したキャブも無事に通り、エンジンは快調。
30年前のエンジンでもすぱーんときれいにふけあがります
・・・・最初に入れたオイルはフラッシング用にと、余ってたオイルをブレンドした謎オイルだけどな!
まあ、それでも動くわけです。
ホンダのエンジンはさすがです。

このクラブマン。復活後はおじさんの下へ戻り、たまーにおじさんが乗り回して遊んでいるようです。
まだリアサスがくさったまんまなので、乗ってると非常に怖いので、そのうち交換しなきゃなーと思ってる次第であります。
なんせ、時速80km出すと、リアがぐわんぐわん暴れだすので、まったり乗り以外はできないのですよ・・・
なんとかしなきゃなー・・・


さて、久々に更新したわけですが
最近釣りにハマっております。

kue001ee
↑数少ないドヤ顔できる魚

ただひたすらに海へ通う生活であります。

んで、よく一緒に釣りにいく友人から
「釣り日記をつけろ!さすれば釣れる!!!」
と熱く語られたので、釣り日記代わりにブログでやればいいかなー、とおもったので
ちょっと再開してみようと思ったわけです。

相変わらずテキトウです。
ちなみにこの計画、友人にも更新していいよ。といってあるので、友人が書くこともあるかもしれません。
管理人すらブレる。それが俺のブログ・・・

というわけで、簡単なお知らせでした。
  


Posted by えがすら at 00:22Comments(1)どうでもいい話

2016年07月08日

クラブマン再生記 その5

昨日、誕生日を迎えました。

七月六日が誕生日なんで、毎年思うんですけど
七夕ってだいたい曇ってるよね?

一年ぶりに再会するカップルが夜のお空でミルキーウェイ!
下ネタしか思い浮かばない七夕です。
あ、こんばんは。えがすらです。

今日はクラブマン、フロントフォークのオイル交換してみたよ!編です。

バイクのフロントフォークはスプリングの他にダンパーの役割をするオイルが入っています。
こいつのおかげで、段差を超えたときに、「ばよんっ!」とはならず、ソフトに路面の衝撃を伝えるわけです。

実はわたくし、フロントフォークのオイル交換なんぞやったことはありませんが、今回のクラブマンは
明らかにフォークオイルが劣化していたので、勇気をもって交換作業です。

幸い、交換の際にだいたい劣化しているシールはまだ生きていたので、さくっと終わるだろうという
甘い見通しで作業スタート

の前に、ネットで検索してみたら、クラブマンの初期型はフォークオイルのドレンボルトがあるので
簡単に交換できるとの情報あり。これは気が楽ですわー。


で、丸で囲んであるのがフォークオイルのドレンボルトです。
珍しく整備性がよいぞ!やるではないか、初期型クラブマン!

早速、ボルトをぶっこぬきます。




指さしてるところがボルト抜いた穴です。

ボルト抜いたけど、オイルが出てきません・・・
よくよく考えたら、もう一か所穴が無いと液体が出てくるわけないわけです。
いやはら、僕はアホだなー。



というわけで、丸で囲んだボルトを緩めます。
バイクに乗ったことがある人ならすぐにわかるはず。
またがったときにハンドルの下あたりにある。なんかでかいボルトです。

ちょっとスパナが入りにくいですが、気合と根性でゴリっと緩めると・・・




ボルト、というかキャップがスポーンとバネの力で吹っ飛んでいき、
こんなスプリングが顔を出します。

ちなみに、このとき開けていたドレンボルトの存在をすっかり忘れていたため
足とか床とか廃油まみれになりました。
相変わらず迂闊だな、オレ。


とにもかくにも、これでフォークオイルは抜けました。
びちゃびちゃだけど。

オイル抜いたら、次は入れ替えです。



準備したのは、こちら。
フォークオイル(Kawasaki純正)と計量カップ。

フォークオイルってやつは、規定値が決められていて
量を間違えるとまともにサスが動かなくなるようです。
普通は理科の実験で使っていた液体を精密に測るメスシリンダーを使うわけなんですけども
メスシリンダーが高いので、百均で計量カップを買ってきました。
たぶん大丈夫だろう。

フォークオイルは通っているバイク屋さんがカワサキのお店なので、あった在庫を買ってきました。
粘度はちょっと固めをチョイス。
ノーマルだと柔らかすぎるっていう噂をきいたので、色気を出してみました。




規定量は205~210ccらしいので、その間くらいで適当に測って、注ぎ込みました。
きっとたぶん大丈夫。
キャブが治ってないというか、エンジンまだかかってないから試走もできないけど、きっと大丈夫。
なあに、しくじってたら、入れなおすだけです。

自己流の整備はトライ&エラーが大事だと思ってます。
失敗することを恐れないこと。
仮に失敗してもシャレで済むレベルまで抑えること。
それを念頭に置いて作業をするのです。

オイルを入れ終わったら、キャップボルトを入れなおします。
スプリングの力で戻ってくるので、必死に押さえつけながら、スパナで締めこんで完了。

というわけで、フロントフォークオイル交換は終了!
走りだしが楽しみですな。

・・・リアサスが終わってることが気になりますが、それはまた後日考えるということで・・・

次回はブレーキキャリパーをOHしますよ!

  


Posted by えがすら at 01:43Comments(2)バイク

2016年07月02日

クラブマン再生記その4

昨日もブログ書きながら寝落ちしたんだぜ・・・
だから、朝6時とかありえない時間に更新したんだぜ・・・

その後、9時まで二度寝してました。
床で寝るのが基本スタイル。

どうも。えがすらです。
あ、ちゃんと仕事はしてます。人一倍してます。ハイ。


で、自力でキャブを何とかすることを断念したえがすらさんですが、
目の前のクラブマンには、まだまだやることはあります。

・・・とりあえず、エンジン始動して、テンション上げながら次の作業に移りたかったが、仕方あるまい。
で、次にやったことはとりあえずのオイル交換です。

バイクのオイルですが、一般的には3000kmもしくは半年に一度の交換。と言われています。
時間でも交換必須なの?
という疑問はありますが、一度、熱が加わったオイルは酸化がはじまり、時間経過と共にエンジン内で
オイルの役割を果たさないといわれています。

ま、放置車両なわけだし、いつオイル交換されたかわかんないし、そもそもフィルターもどうなってるかわからんので
交換に越したことはないですよね。

オイル交換は普段なら15分もかからずに終わる作業。
サクッと終わらせちゃいます。
で、オイルを抜くためのドレンボルトは・・・と



黄色い丸で囲んだところがそれです。
・・・レンチが入らねえ・・・

Tレンチだと力が入らず
メガネレンチだとエキパイが邪魔。
エクステンション+スピンナハンドルで開けるのが正解か・・・
そんなもんは持ってないので、強引に開けました。

・・・・画像は取り忘れましたが、なぜかドレンボルトのワッシャーが入っていなかった・・・
大丈夫なのか・・・こいつは・・・




で、ドレンボルトを外して、無事にオイルが出てきました。
見る限り、あんまし汚れてなくて濁ってもいません。
だいたい1000kmも走れば、真っ黒になるもんですけど、ここまできれいってことは
オイル交換直後に放置されたと考えるのが妥当です。

ただまあ、やっぱり放置されていたので、オイルの粘度はありません。
しゃばー
っと一気に出てきました。
ま、どのみち交換必須だもんな。ここは。




んでもって、次はオイルフィルターです。
Tレンチを当てているところが、オイルフィルターが鎮座している場所。
ちゃちゃちゃっと緩めて




ほい、交換。
画像とり忘れましたが、案の定真っ黒でした。
ここも交換必須だもんねー

そして、次はオイルを入れます。
バイクのオイル量を確認する方法は、車種によって様々ですが、一般的なのは
オイル点検窓からオイル量を見るパターン
オイル量確認ゲージでオイル量を見るパターンです。
車なんかは完全に後者ですね。

クラブマンもゲージで確認パターンです。
で、そのゲージはオイル注ぎ口のキャップと一体化しています。

さーて、オイルを注いであげちゃうぞ・・・っと!?




ゲージ・・・どこいった・・・?

どうやら、経年劣化で折れてエンジン内に入り込んだ様子。

ちなみにえがすらさん。
過去、郵便屋さんしていた時に数々の確認ゲージがブチ折れ、エンジンの中に吸い込まれていった
スーパーカブを見てきたので、
ああ・・・またか・・・くらいの認識でした。

とはいえ、今回のエンジンは単気筒とはいえ、RFVC機構でギャンギャン回る本気のエンジンです。
入れるオイルは余ってたオイルとフラッシングゾイルをぶち込んで、フラッシングをしてあげることにします。

本番はエルフのオイル入れちゃうからね!


さてさて、次はタンクです。
パッと見、中の腐食はなかったタンクですが
ガソリンはいつのものかわからん、怪しい代物。
とりあえずは抜いてしまいましょう。



ビールケースって便利ですよねえ・・・
こんな感じでちゃーっと抜きます。





いぇーい。
ジョッキ一杯のガソリンだぜ!

色はふつう。
においもふつう。
出来心で火をつけてみたら、右手ごと燃えた。
うん、よく燃える。ふつう。

・・・・・車に入れちまうか・・・

てなわけで、クラブマンから抜いたガソリンは車へぶち込みました。
30L中の5Lが怪しいガソリンでも、問題はないでしょう。
薄まってるはず!


とまあ、今回はふっつーの整備しかしてませんが、長くなったのでここまで。

次回はフォークオイル交換
もしくは
ブレーキキャリパー、うっかりオーバーホール編をやります。  


Posted by えがすら at 02:31Comments(0)バイク

2016年06月30日

クラブマン再生記その3

この記事を書く前に、R-1にコテンパンにされた話を書いてたんですよ。
スーパースポーツのバイクがいかに高性能か。
それを扱いきれないくやしさ。
そこにあるであろう楽しさ。
自らの未熟さを書き散らかしてたんですが

書いてる途中で眠気に負けて寝落ち。
そして、今に至るわけです。


・・・・・何書きたかったか、忘れた。
てなわけで、コテンパンにされた話はお蔵入りします。

はい、どうも。えがすらです。


ということで、キャブ清掃激闘編ですね。


そうそう、こないだ気づいたんですが、このブログ
なんか画像が変な方向で表示されます。
小一時間なんとかしようとしたけど、なんともならんかったので、このまま行きます。

で、画像が先日分解したキャブレター。
すでにフロート室とトップカバーは取り外し済です。

GB250クラブマン。初期型はE型と名称があります。
で、E型のキャブはツインキャブです。

通常、エンジン一気筒あたり、一つのキャブレターがくっついています。
だが、E型は例外。
単気筒エンジンのくせして、キャブが二個直列にくっついたものが装着されています。

いままで整備経験があるのは、オフロードバイクがほとんどでキャブも一つ分しかいじったことがありません。
なので、ツインキャブは初めて。
まあ、同じ構造のものが二個連結しているだけだろう。という考えのもと、整備を続けます。

キャブ清掃を行う場合、だいたいは全部パーツをバラし、異常や汚れがないか確認。そして清掃となります。
今回も連結している部分を外して清掃を試みます。




しかし!外れない。
プラスドライバーで外れず。
ショックドライバーはキャブの形状からして、力が入らないので使えず
こうなればネジザウルスだ!と挟んで見ても動かず。
最終手段のウォーターポンププライヤーで外そうとしている画像です。

・・・・ええ、これでも外れませんでした。
というか、ネジをねじ切りそうになったので、やめました。

・・・・・
固着がハンパねえ・・・

まあ、キャブなんて混合気作る装置ですし?
ガソリンの通り道さえ、なんとかすりゃ大丈夫っしょ?安心っしょ??
と自分を騙します。

完全分解はあきらめました。
が、キャブの肝であるジェット類はきちんとせねばなりません。
そうしないと、絶対にエンジンはかからないから。

で、ジェットなんですが。



ここについてます。
画像をよく見てください。
この画像でも緑色のネッチョリしたものが詰まっているのが見えますね・・・

キャブは
アイドリング・始動時に燃料を供給するスロージェット
走行時。つまり、アクセル操作に関わって燃料を供給するメインジェットがあります。
丸でかこんだ部分はスロージェット。

ええ、こいつをなんとかしないと絶対にエンジンはかかりません。




とりあえず、本体・ジェットにキャブクリーナーという専用の洗浄液をぶちこみます。
どうせたっぷり固着しているのだから、数日、キャブクリーナーを吹き付けつつ様子を見ます。

で、数日後。

本体はなんとなくきれいになりました。
パーツクリーナーを本体の穴という穴にぶちこんで様子を見ますが、あちこちからパーツクリーナーの液体が
噴き出してきます。

おーけー。本体はどうにかなった。

で、問題のジェットです。


めでたくメインジェットは貫通。
光を透かして、穴が開いているのがわかりますか?

よしよし!これで、メインはOK!
で、スロージェットは・・・



だめ!

未貫通です。まったく光がとおっていない。

通らなければ、通すまでです。
・針でつつく
・さらにキャブクリーナーに漬け込む
・ほそーい針でつつく
・コンプレッサーから圧縮空気を穴に吹き付け、貫通させる。

などなど。いろんな方法があります。
これくらいやれば、一個くらい効果があって穴も通るはず。

結果は・・・
惨敗でした。
穴がとおる気配がない。

半泣きでバイクの師匠に相談してみたところ
「ええい!めんどくせえ!!キャブよこせ。俺がなんとかしてやる!!」
というありがたいお言葉をいただきました。

てなわけで、キャブを自力でなんとかするのをあきらめ
師匠の元へ外注にだしました
(※ まだ戻ってきてません)


キャブを外注に出したまま、仕方ないから別のところの整備に移行します・・・
  


Posted by えがすら at 09:09Comments(0)バイク

2016年06月19日

クラブマン再生記 その2

ツーリングやら転職やらで西日本はあちこち行った僕です。
経験から言って
我が実家より蚊が多い場所を俺は知らない!!

髪切って、短くなったら頭皮まで蚊に刺されるようになったよ!
あ、どうも。えがすらです。虫刺されかゆい。


で、クラブマン再生記第二回なわけです。
前回は状態確認まで、でしたね。


前回写真の使いまわし!

とりあえず洗車して、おおざっぱに汚れは落としました。
エンジンとかきちゃないからさび落としとかしたいなぁ・・・

クラブマン復活の道ですが、まずはキャブから手を付けます。
なによりエンジンが動かなければ、話にならないですからねw
レストアの肝です。

キャブへのアクセスは
シートを外す
エアクリーナーボックスをずらす
セルモーターを外す
そしてやっと
キャブを外す。

と、言った工程のようです(グーグル先生調べ)

早速シートを外そうとするのですが

外し方がわからない。

クラブマンの4型はメットホルダーをいじくれば、カチッと一撃で外れるようなのですが、
1型(つまりはE型)はネジ二本で止まっている模様。

・・・・どこのネジか探し回ること15分
シートとフレームの隙間から覗いたところにコッソリとネジがいました。
いましたが、スパナが入らない・・・

・・・・奮闘することさらに15分。
強引に外すことに成功しました。

シート外すだけで、30分。汗だく。
先が思いやられます・・・・


やっとこさ外れたシート

次はバッテリーを外し、バッテリーケースごと、ごっそり抜き取ります。
これはサクサクっと終了

んで、エアクリーナーボックスを固定したネジを外し、
キャブに手を出しますが・・・
抜けない。


バッテリーケースを外した状態。
なんかきちゃないねw

スペースがまったく足りてないので、さらにネットで情報を集めた結果
リアフェンダーまで外すと、キャブがとれるとのこと。
ええ・・・めんどくさい。


リアフェンダーを取り外した。

リアフェンダーを外し、バッテリーケース、エアクリボックスを外し、
ついでにセルモーターまで外し・・

やっとこさ、キャブにアクセスできました。


こんな感じです。

クラブマンのE型は単気筒エンジンのくせして、キャブが二つあります。
普通はキャブは一つなんですけどね。
これは、低速域から、高速域までまんべんなくパワーを生み出すため、とウィキペディアに書いてありました。
ツインキャブで、しかも強制開閉型のキャブ。
ううーん・・・・気合が入ってるなあ・・・さすが、バブル期のホンダマシンです。

さてさて、放置車両のキャブの中身はどんなものかしら・・・
フロート室のネジを外して・・・外し・・・はず・・・れない。
完璧に固着しています。

これ以上ドライバーで回すとネジをナメそうだったので、ネジザウルスとKunipex製のウォーターポンププライヤー、アリゲーターを駆使して
外します。
この二つはマジで便利なので、おすすめです。

で、ネジを外したのですが、張り付いててフロート室が取れないw
プラハンで小突いたら、やっとこさ御開帳



・・・・うわぁ



うわわぁ・・・・

なんか緑色でジャリジャリしてたり、べったりしたものがこびりついてます。

キャブ清掃の目的となる、ジェット類はヘドロみたいな何かが堆積していて
つまっているっていうより、埋もれて見えないレベル。

キャブ本体にも詰まっているようで、割と途方にくれました。



キャブ本体は、オイル汚れ、カーボン落としのケミカルにドブ漬け。
ジェット類は小袋に入れたのち、キャブクリーナーに漬け込みました。

とりあえずは常とう手段ですねw

洗浄しないと、次には進めないので、作業はここまで!
次回に続きます。


ーーーー次回予告ーーーーー

キャブのジェットを注文するも、スロージェット欠品の知らせにうなだれる、えがすら。
落ちない汚れ、通らないジェット。固着したネジ・・・
これらを超えて、エンジン始動は成るのか!?

次回、キャブ清掃激闘編。


ちなみに現段階ではまだ始動できてません。
どうすんべー・・・orz






  


Posted by えがすら at 02:34Comments(5)バイク

2016年06月13日

R1-Z

本日の佐賀は雨。

元職場の同僚にブログがバレてびっくりしたえがすらです。
こんばんは。
やっぱり夜更新だよ!

クラブマンのレストアは今日もやっていたわけなんですが、
その経過はまた後日。

今日はこいつに乗ったので、これで一本書きたいなと思うわけです。



そう、R1-Zです。
ヤマハの2stといえば、RZシリーズ。
その末裔であり、現状最後のRZとなったマシン。
それが、R1-Zです。

RZ系の系譜は他のHPに任せるとして
というか、Wikiとバイクの系譜を読めば、だいたい流れはわかりますw
個人的に、R1-Zはそのデザインが大好きです。
見た目だけで言えば、ネイキッドのバイクで一番好きかもしれない。

2ストロークのバイクは排ガス規制の影響を受けて、絶滅してしまいましたが
国内の2stマシンの中では、過渡期を過ぎて後の世代に当たる世代のバイクです。

TZRの1KTのエンジンが使いまわされている!なんで、Vツインじゃないんや!なんでパラツインなんや!とか
RZシリーズでいちばん遅い。
とか言われてますが、とにかくまあ、その乗り味が気になっていたわけです。

だって見た目、超好きなんだもん。
美人ですよね・・・ヤマハのバイクって。

運よく乗る機会があったので、今日はこいつの話題なわけです。

ところで、さっきから2st、2stって言ってますが、それってどんなもんなんでしょ?という話。
以下は没ネタになった、2stについての駄文です。
リサイクルのために、まんまコピペします。



画像は友人のガンマ


「バイクに使われるエンジンは大きく分けて二つの形式があります。
4ストローク(4st)
2ストローク(2st)
それがどういうものかは、ぐぐってもらったほうがわかりやすいと思うので割愛。

載った感想からすると、これらのエンジンで最も対照的なのが
パワーバンドの存在感
です。

パワーバンドとは、もっともエンジンが効率よく出力を発揮できる回転数のこと。
2stのエンジンではこれが非常に顕著に出ます。

そもそも、2stのバイクでよく言われるのは
「パワーバンド」を外すとまったく走らない
てなことです。

トルクのある2stである、(というか、僕がそのように体感した)ヤマハのLanzaやカワサキKX125などは
まわさなくてもそこそこ進んでくれますが、画像に挙げているスズキ、RGVガンマはパワーバンド以外は使い物にならないという代物でした。

この感覚を無理やり文字で伝えるならば


べんべんべんべん←アイドリングから回転数を上げていく途中
べんべんべん
べべべべべ←徐々に回転数あがっていく

ぱぁーーーーーーーん←パワーバンド突入

こんな感じ。
乗った人ならわかってもらえると信じたい・・・」

とまあ、こんな感じで、2stってすっごくピーキーで楽しいバイクなんです。
普段からエンジンを回さず、ぽこぽこまったり走るのが好きと公言している僕ですが、
2stは2stで大好きなのです。
なんかこう・・・速いってテンションあがるやん?w

これまでのバイク人生の中で、しっかり乗ったといえる2stオンロードマシンはVガンマのみ。
なので、僕の中での2stの基準はウルトラピーキーなバカマシン。ガンマなわけです。

その思い出をベースにR1-Zに乗ってみました。

またがった印象は
細い。

色気のあるフレームにぴったりのほっそりした車体です。
うむ。エロい。
女とバイクはむっちりしている方が好きな僕ですが、いいものはいい。

ハンドルはその気にさせてくれるセパハンです。
ライディングポジションとしては、セパハンらしく、ニーグリップをしっかりしてハンドルに体重をかけないことを
意識しなければ、ハンドルを抑え込むことになります。
なーんて小難しく書きましたが、この雰囲気がかっこいいんです。
ネイキッドでセパハンって、なーんかクールなイメージなんですよね。

エンジンの始動はキック。
キックレバーは、いまいちキックしにくいw
下手にキックすると、ステップに足が当たります。
4stのキックスタートに比べると、力が要らないので、そんなに不便には感じません。

アイドリング音はまさに2stのそれ。当たり前なんですけどねw
4stとは違う独特の音。そして、漂う白煙とオイルの香り・・・
たまらないものがあります。

クラッチをつなぎ、発進します。
驚くほどトルクがあります。
そりゃ、4stに比べると、スッカスカの低速なんですが、それでもVガンマやTZR(3MA)に比べると
「ふつう」に発進できるトルクです。

早速、直線でアクセルをガバっと開けます。
さぁ!パワーバンドにぶち込むぜ!

・・・
速いは速いんですが
Vガンマみたいな、「うわああああ!!?」みたいな強烈な加速はありません。
初乗りでも対処可能な加速。

信号待ちからの発進や、細い路地なんかで回転数を落とすことがありましたが、
パワーバンドを外しても、案外、普通に走ります。

おお・・・フレンドリーだ・・・
拍子抜けしたけど。

2stの2stらしさを残したまま、街乗りでも乗りやすい感じです。
だいぶ優しい。
優しいとか言いつつ、80km/hまでスパッと加速するんですけどねw
というか、意識してそこまで回転数を上げて走ります。
下手に低速ばっか扱って、かぶっちゃいけませんし、
2stのバイクは回してナンボ。

いつもの4stとは違う、あの音を楽しみつつ、ライディングを楽しみました。

結論を言えば、体感速度は思ったより早くないです。
パワーバンドに入れてないときは確実に遅いので、僕が乗った場合、
きっとR1-Zよりも15馬力以上下のCBR250R(単気筒のアイツ)にのった方がきっと速く走れます。
いろいろ考えなくていいので、乗ってて楽なのもCBRですし、燃費を含めた維持費もきっとCBRのが安く上がります。

だからといって、ダメかといえば、そんなことはないです。
R1-Zには2stの独特の世界があります。

レーサーレプリカ全盛期のトガりにトガった250cc2stレプリカ達のような、とっつきにくさもなく
かといって、最近のバイクが持っていないピーキーさがありつつ・・・・
なんともまあ、ちょうどいいところ。

所有して、愛でたり、ツーリングで先頭を走って白煙を後ろにまき散らしたりしたいなあ・・などと思いながら
試乗を終えました。

いつも以上になんともまとまりのない文章ですが、R1-Z、すごく楽しいバイクでした。
  


Posted by えがすら at 02:39Comments(0)バイク

2016年06月12日

GB250クラブマンE型再生記

あつい!

佐賀弁でいうと、ぬっか!

あ、えがすらです。
こんばんは。
今夜も深夜に更新だぜ

で、今日の内容ですが
GB250についてです。ペットネームは「クラブマン」



このバイク、どうしたかというと
叔父の家に眠っています。

もともと、このクラブマンは僕の従姉妹が乗っていました。
10以上年上の従姉妹なので、僕が小学生のころにはもうバッチリ大人で
僕の「バイク」のイメージを強く焼き付けた。そんなマシンです。

それから早20年。
従姉妹が結婚し、子供を産み、乗らなくなり、父親である叔父がチョイチョイ乗っていたけど、
それもなくなり・・・・

数年後。このありさま、というわけです。
クラブマンがこんな感じで放置されている、というのは知っていました
が、叔父とはいえ、他人様のバイクです。
好き勝手するわけにもいきません。

が、とある日
「好きなようにいじっていいよ?」
というお許しの言葉が出ました。

・・・・叔父よ・・・あなたの甥っ子はかなりのバイクバカだぜ?
その言葉、後悔することになる!!
ええ、「好きにしてよし」発言があったその日にバッテリーは注文しましたw

そんなこんなで、クラブマンをぼちぼち再生していこう企画
はっじまっるよー


で、各部のチェックから始まるわけです。




「不動車を動かす」
基本的にエンジンがかからない原因は

・キャブが詰まってる
・電装が死んでる
・エンジンが死んでる
のどれかです。
が、だいたいは
バッテリーを変えて、キャブを清掃すれば動くもんです。

ただ、このクラブマンは各部の消耗品が一律で死んでいます・・・w

各部のチェックの後、整備が必要な個所は以下の通り
・キャブレター清掃
・フロントフォークのOH
・ブレーキフルード交換
・リアサスのOH
・前後タイヤ交換
・バッテリー交換

てな感じ。
幸いにも、フロントフォークのインナーチューブは錆もなく、きれいな感じ

トップブリッジ付近は錆が浮いているものの、アウターチューブに沈みこむところはきれいです。
また、室内保管(というか、ガレージに保管)とフォークブーツのおかげか、シールのゴムもまだムニムニした感触。
これはいける!

タンクもガソリンが残っているものの、入り口からは錆は見えず。
ガソリンがガム状にもなってなく、チャポチャポ音がします。
これもよし!


バッテリーは・・・・
死んでますな。見るからに。
どのみち数年放置のバッテリーです。
生きてたら生きてたで不安なので、交換必須ですからね・・・
既に楽天で2980円のバッテリーを手配したので、ここはOK

タイヤは半端なくバッキバキでした。
お前は焼き菓子か、と。メロンパンの表面かと。
そんな感じです。
問答無用で交換。

チェーンに関しては、叔父さんがやたらめったらグリスを塗り付けていたおかげで
シールのゴムが生きてました。
あの、ヌトヌトチェーンじゃ走れないが保存という意味ではナイス!
叔父さんぐっじょぶ!

ステアリングステムのベアリングは、ハンドルをぐるぐる動かしてみてひっかかりがないので
今回はスルー。
・・・適当なドライバーとかでベアリング取り外すのは、正直やりたくないし、ほっとしました。

前後ブレーキは意外にも、しっかりとしたタッチです。
が、古いのは古いので、キャリパーを一度分解して、OHします。
同時にパッドとフルードも交換ですな。
足回りはちゃんとしたい。

リアサスは問答無用で終わっていました。
スプリングのみでショックを吸収してて、ダンパーはちょっとだけ仕事してる感じ。
・・・・費用的にここが一番のネックです。
とりあえずはヤフオクとかで売ってる2本で一万円サスをぶち込む予定ですけども・・・・
なんかいい方法あったら、だれか教えてください・・・

とりあえず、確認した感じではこんなところです。

とにもかくにも、まずはエンジン始動をしなければ、始まらない。
ってな感じですね。

そんなこんなで、クラブマン再生記。
次回、キャブレター分解。


・・・・えとね・・すんげーめんどくさかったよ。
愚痴の嵐になると思いますが、まあ、一つよろしくお願いします。



  


Posted by えがすら at 02:41Comments(2)バイク

2016年06月11日

グロム

すっげー久しぶりに更新するなぁ
あ、どうも。えがすらです。

ここ数か月は釣りしたり、廃墟探索したり、心霊スポット行ってみたり
なんかバイクから離れたことばっかしてました。
しょっちゅう乗ってるんですけどねぇ・・・

で、久々に更新ってわけです。
ちょっと前に「乗って!私のバイク乗って!」とバイク仲間のおねーさまに言われるがままに
タイトルのバイクに乗ったわけですよ。

grom01

どどん!っと、グロムです。

ブログ見てるような人には説明は不要でしょう。
ホンダが2013年に国内で発売した、4ストローク125ccのエンジンを搭載したバイクです。

前後12インチのホイールを装備。エンジンはタイカブでおなじみの4スト125ccを流用。
コンパクトでスタイリッシュな見た目は、かわいいとも格好いいとも受け取ることができるデザイン。
発売後はセカンドバイクにもメインバイクにも、とにかくまあ、バカ売れしてるみたい。
・・・具体的な販売台数は知りませんが、ちょっと街をうろつけば、ちょいちょい走ってる。
体感として「売れてる」感を感じるバイクです。

このクラス、元をたどれば、KSRやTDR(50と80ね)、モンキーRもこのカテゴリに入るのかなぁ・・・
モンキー、ゴリラとは、またちょっと違う頼もしさとスポーティさを持つ見た目で、ちょっと速いってイメージのバイクたちです。
昔っからセカンドバイクとして人気が高いって印象です。
僕もずーーーっと前からKSR110Proがほしいですもん。金ないから買えんけど。

で、グロムもずっと気にはなったのですが、乗る機会がなかったのです。
なので、今回乗せてもらえた時は興奮しました。

おまけに、乗ったことないので試乗前のイメージ(というか、色眼鏡)はまっさらな状態。
こういうのはワクワクしますよねw

またがった印象はコンパクト。
コンパクトなんですが、ライディングポジションはまったくきつくありません。
ぶっちゃけ250ccの下手なバイクより体は楽です。
ホンダも「おとなの玩具」として設計したのでしょうねーと思わせてくれます。
ニーグリップも自然。ステップ位置もよし。
・・・今回のグロムはオーナー(女性でかなり小柄)に合わせて、ローシートが入っていたため
若干ケツが痛くなりそうな予感はありますが、許容範囲。
足つきが良すぎる車両にまたがると「うーわー・・・足つきなんてどうでもいいから、ハイシートくれー」って思う僕ですが
グロムに関しては文句なしでした。

で、エンジンをかけると、すんごい素直に「ストトトト・・・」と目を覚まします。
インジェクションって素敵よねーと思う瞬間です。

ここまでノンストレスです。
車体が小さいので、取り回しは楽だし、軽いので動かすのも苦痛なし。
おまけにエンジンの始動性抜群で、ライポジは楽。
・・・やっべ。悪いところがない。

クラッチをつないで、道路を走りだします。
まあ、125だし?そんなに速くないべ?とか思いながら、ぐわっとアクセルを開けると

鋭い出足で突っ走ってくれます。
今回のグロムはマフラーも変わってるライトチューン仕様。
でも、カリッカリのいじり方ではありません。
それなのに、それなのに
速いw

印象としては、単気筒らしく下からのトルクが豊富で、0~60km/hまで、力強く走っていきます。
どこまで伸びるかなー?と直線が長いところで、引っ張ってみましたが、悲しいかな、町中。
70km/hまでノンストレスでぐんぐん伸びたあたりで、直線が終わってしまいます。

下手な4発250ccより「走ってる感・俺速い感」は楽しめます。
ていうか、楽しい。乗ってて楽しい。

ところがどっこい、不満点もあります。
タイヤがちっこいこと。
小径ホイールが初めての僕なので、扱い方がさっぱりわからない。
「イェーイ!おもしれえ!!」と調子に乗ると、ギャップで遠慮なく車体が振られます。
超怖い。

まあでも、この不満点はマイナスポイントではありません。
なんせグロムは「ちっちゃい」ことがアイデンティティの一つ。乗り方を知らんライダーが悪いのです。

広めの駐車場に入り込み、ぐるぐる回ってみます。
ハンドルの切れ角が大きいので、フルロックするのが怖い。
そして、クルクルちっちゃく回れる。
これは・・乗りこなしたら、めっちゃ速いぞ。

乗っていて、現状の「先」を想像できちゃうんです。
ここをああいじったら楽しそう。このテクを練習したら速く走れそう。
いろんなことを考えさせてくれます。

ああ、こりゃいいバイクだ。
大満足でオーナーの元へ帰りました。

10分程度の試乗じゃ、全然足りない。
ちょっと乗っただけじゃ、満足できない。もっと走りたい。
そんな気分にさせてくれます。

欲を引き出してくれる玩具って、そうそうないんですよ。
それがここにはある。
そういう意味でグロムは最高のマシンでした。

原付二種という法区分の中では、町中でもノンストレスで走り
性能自体も「街」というストップアンドゴーが多いフィールドでも、引き出すことが出来
おまけに乗っていて楽しい。もっと乗りたいと思わせてくれる。
こりゃ売れるわけです。

グロムのヒットを受けて、カワサキもZ125Proというモロライバルをぶち当ててきましたし
ホンダ自身もグロムをアップデート。新型として、市場にぶち込んできました。
これからも熱そうなこのジャンル。

これからバイクに乗ろうという人、セカンドマシンがほしい人、大型バイクに疲れた人、
かなりおすすめですよ。
ぜひ、お試しあれ。


蛇足
スズキが新型GAGとして、このカテゴリに飛び込んできたら、すっげー楽しいだろうなあ・・・
セパハンフルカウル125コンパクト。
ぜひやってほしい。
んでもって、ホンダ必殺の後出しジャンケン。NSF125Rとか持ってきて、コテンパンにやられてほしい・・・
ああ・・・夢が広がるなあ・・・  


Posted by えがすら at 03:06Comments(1)バイク

2016年01月21日

インナーダウン

寒い。ダイナマイト寒い。

数日前からの寒波で、すっかり冷え込んでおります。
佐賀県の田んぼの中から、えがすらです。こんばんは。

寒い寒いと考えていたら、新たな防寒対策が欲しくなりまして
てなわけで、今日の話題はインナーダウンです。

え?お前こないだ最高!とか書いてたろって?
試してみたかったんだよ!いいじゃんか!

で、バイクの防寒について話を戻します。
個人的な印象として、バイクの防寒着にも流行り廃りがあるように思います。
数年前は「アレ最高!」って言われてたものが、「アレじゃなくてコレ至高!!」とか摩り替わっていたり。
まあ、このへんは何事も同じなんですけどね。
インナーダウンについては、それこそ5年くらい前から、一部で取り沙汰されていた気がします。

ダウンジャケットとしては、中に羽毛が入った上着を指します。
簡単に言えば羽毛布団をコートにしたってことです。
羽毛は羽の間に空気を大量に含むため、非常に温かく、軽いことが特徴です。
防寒の上着としては定番ですね。
しかしながら、バイク用の上着としては不向きです。

・転倒時にプロテクションが無い。
・雨でずぶぬれになった場合、羽毛が水を吸って機能を失う
・かさばってもこもこのため、風の影響を受けやすい。

ざっと考えて、以上のような欠点が思い浮かびます。
そしてなにより

見た目がビバンダムとなります。
痩せてる人がモコモコのダウンジャケット着ててもいいんですけど、デブが着るとリアルビバンダムです。
ていうか、着てなくてもビバンダムって言われるんだよ!
あと、黒いベイマックスとか言われたことあります。

そんなダウンジャケットを有効に使う方法として、中に着込むという方法があります。
起源は調べてもいませんが、たぶん登山用品なんかじゃないかな?と勝手に想像してみたり。
肌着→シャツ→ダウンジャケット→アウター
こんな順に着用することで、欠点を補おうというわけです。
いやあ、人間ってすばらしい。色々考えます。

前から試してみたかったので、今回ついに買ってしまいました。
ネットで、前評判を調べてみると
「ユニクロのウルトラライトダウンで十分」派
「ユニクロとかクソだろwモンベルとか登山用品を2万くらいだして買えや」派
いろいろ論争があります。

えがすらさんは基本的に貧乏なので、ユニクロか古着に狙いを定めて町へと繰り出しました。
ユニクロでウルトラライトダウンを眺めてきましたが、
価格が5990円。思ったより薄い。というか、羽毛入ってるのか不安になる薄さ。
不安になったので、保留して古着屋で行きました。
しかし!古着屋にはインナーダウンになるようなダウンジャケットは売っておらず、右を見ても左を見ても試着してもビバンダム。
どうしようかなーと途方にくれつつ、スポーツ用品店を冷やかすと

こんなのを発見
アルペングループの独自ブランド、イグニオってやつですね。
値段も2980円まで落ちていたので、これでいっかー。というノリで購入。
ユニクロよりも羽入ってるっぽかったし・・・


さっそく着てみました。
普段はXLを買うのですが、今回はあくまでインナーとして使いたいので、ぴったりサイズのLをチョイス。
そこ!ボンレスハムとか言わない!
ダウンジャケット自体がやわらかく、軽く、動きやすい上着なので、インナーとして使っても、あまり違和感はありません。

ロンT+インナーダウン+ソフトシェルジャケット(米軍のLv5アウター)という軽装で、気温2度くらいを
バイクで走ってみました。
ロンT+フリース+ソフトシェルジャケットの組み合わせで気温2度を走ると、死ねるレベルで冷えます。(実験済み)

感想としては
イージスに比べると寒いけど、十分いける!

アウターとダウンジャケットで防風効果は非常に高く、体温の保温もしてくれるので、かなりいけます。
腕辺りが寒かったですが、まあ許容範囲。
ていうか、腕周りもまったく寒くないイージスはどんだけ優秀なのだ・・・

あと、個人的によい点として、素材自体がシャラシャラしてるので

脱いだら、アウターとくっついたまま、ごそっと脱げます。
ハンガーとかにかけるときにすげえ楽。ズボラには最高です。

真面目に考察しますと、インナーダウンという考え方はすごく便利です。
・様々なジャケットの防寒能力を強化
・ジャケットを脱いだら、普通のカジュアルウェアとしてアウターになる
・多くのモデルがコンパクトに折りたため、付属の袋に入れられるように出来ている
 →暑いときは折りたたんでかばんの中へ収納可能。
利点多いんです。
バイクに関係ないときでも、普通に着れますからね。部屋着としてどてらの代わりに着てもアリだと思います。
なんせ軽いもん。

そんなこんなで、インナーダウンのお話でした。
ぶっちゃけ僕はあれこれメーカーを試したわけではありませんが、最安値クラスの品物でもそれなりに満足できているので、
気になっている人は試してみてはいかがでしょうか。
ガチのライディングジャケットも革ジャンも普通の上着も見た目を変えることなく、防寒効果を超アップ!
個人的にはアリだと思います。


  


Posted by えがすら at 01:17Comments(8)バイク用品

2016年01月19日

エストレヤ

今日の佐賀県は今年の冬、一番なんじゃないかって言う冷え込み。
今期初雪も観測。あ、えがすら調べですけど。


こんばんは。
こんな雪の中をバイクで帰ってきました。
くっそさむい!こんな中バイク乗るヤツはアホだ!アホ!!
・・・まあ、僕は乗るんですけどね・・・・

で、前回「次回はセロー225WE」と書きましたが
すまん。アレはウソだ。
てなわけで、今日はエストレヤです。
ありがたいことに先日、乗せてもらったのですよ。
記憶がフレッシュなうちに書きます。


どどん!っとエストレヤさんです。
エストレ「ア」って言いそうになりますが、言ってしまったが最後、カワサキの人に怒られる気がします。

軽く、エストレヤがどんなバイクかを僕なりに解説。
バイクにはカテゴリが存在します。
たとえば、カウル無しでエンジンが丸見えの「ネイキッド」
カウルをまとい、サーキットを走るような見た目の「スーパースポーツ」もしくは「レーサーレプリカ」
まあ、色々あるわけですが、エストレヤは所謂「クラシック」系といえます。

では、クラシックとはどんなカテゴリかといいますと、
言葉の意味どおり、古いスタイルを遵守しているバイクとなります。
各メーカーそれぞれクラシックモデルを持っていたりします。
クラシックモデルだけあって、性能はそれほど重視されていません。
ガンガンに走るよりも、ゆっくりエンジンの鼓動を感じながら乗る
スタイルも革ジャンや革ツナギでハードにキメるよりも、カジュアルな格好でさらっとおしゃれにのる。
そんなイメージがあります。

エストレヤも例外ではなく、スペックは以下の通り
エンジン:空冷4サイクルOHC単気筒
排気量:249cc
最高出力:20ps/7500rpm
最大トルク:2.0kg-m/6000rpm
車両重量:146kg(乾)

エストレヤのデビューは1992年。同年代の250ccバイク、比較のためにホンダのジェイドを上げますが
ジェイドは以下の感じ
エンジン:水冷4サイクルDOHC4バルブ4気筒
排気量:249cc
最高出力:40ps/14000rpm
最大トルク:2.4kg-m/11000rpm
車両重量:149kg(乾)

重量は3kgしか違わないのに、馬力は半分!
かなり性能が違うのがわかりますね。

早くないけど、おしゃれでサラっと乗れる。ということで、おしゃれな若者や女性ライダーに人気があります。
特に僕の周りでは、女性がエストレヤにのっている方が多いので、
エストレヤ=女性
そんな固定概念がこびりつきつつあります。
モッサい男で乗ってる知り合いがいないんだもん!・・・・あ、過去エストレヤに乗ってた友人はいるか・・・

インターネッツで検索してみると、エストレヤ自体はカワサキが「もっと気軽に乗れるバイク」を作る!というコンセプトで
メグロジュニアを彷彿させるスタイルで1992年に新設計エンジンと共に作り出します。
当時は高性能な4気筒が幅を利かせてた時代に思い切った決断をしたなあ、と思います。
実際、爆発的に売れなかったのですが、じわじわと売れ続け、発売から20年以上たった現在でもラインナップに残っています。
名車ってやつですな。

そんなエストレヤに乗ることが出来ました。
赤黒裸さんありがとうございます。

クッソ寒い夜に、試乗に出撃
すっころんだら、洒落にならんので、最初はそろーっと走り出しました。

跨った感想としては、すごくコンパクト。
カワサキのバイクでは希少な足つき良好なバイク、とは聞いていたのですが
173cmの身長で足つきべったりの上、両膝がかなり曲がります。
「さすが、女性ライダーが好むだけはあるなー」と思いました。

で、乗っていてまず思ったこと。

低速が弱い
エンジンが回らない。
反応が鈍い
ブレーキが効かない
足回りがフニャフニャ
なんか不安定

ええ、ネガなことばかり感じ取りました。
感じ取ってたんですけど

ニヤニヤが止まりませんでした。

これ、いまだにフシギでならないのですが、バイクの特性上、僕の趣味に合わないはずなんです。
でもね、すっごい楽しい。
わけがわからんけど、楽しい。
ものすごくフシギな感覚でした。

近くのコンビニまでいってすぐに帰るつもりが、ニヤニヤしたまま10kmほど走ってしまいました。
だだっぴろい駐車場があったので、そこで軽く旋回もしてみたのですが、イマイチ安定しないので
僕の腕だと安心してクルクル回れない。けど楽しい。
すごい不思議。

なんだか、よくわからんまま興奮して帰りました。
スペックからでは読み取れない魅力。これだからバイクは面白い。

友達のバイク乗りにこの事を話してみたところ、すごくよい言葉が返ってきたので、そのままパクって表現しますと
「エストレヤね。あれさー、なんかよくわからんけど豊かな気持ちになれるバイクだよね」
ええ、まさにこの通り。

エストレヤ、小さくても高級感たっぷりで、乗り手を豊かな気持ちにさせてくれる
いいバイクでした。
  


Posted by えがすら at 02:06Comments(6)バイク